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サロンイベントレポート

木曜サロンレポート

テーマ:
美味しい牛肉を食べ続けるために! -日本初、畜産ベンチャーの挑戦-

開催日: 2021年11月04日

○活動の主旨、目的○
食料危機問題の観点から人工肉の開発が本格化し、また世界では畜産物を過酷な環境で育てることを問題視する“アニマルウェルフェア(畜産動物福祉)”という概念が浸透するなど、古い体質が残る日本の畜産業は今大きな変化を求められています。そんな中、お肉好きの経営者が集まり「美味しい牛肉を食べ続けたい」という想いから創業したGOODGOOD株式会社。

情報化社会に創業した後発畜産企業として、サスティナブル畜産を目指し、生産情報や動物福祉等の情報開示に耐えられる畜産の形態や、IoTによるファームテック、金融スキームなどを積極的に導入しながら管理放牧による牧草和牛の一貫生産牧場から精肉店、飲食店、卸売業などをワンストップで経営しています。
世界に通用する新たな畜産スタイルを確立すべく奮闘するGOODGOOD株式会社の半田氏に、北海道で建設中の“和牛メゾン”のご紹介も含め、たっぷりとお話いただきました。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

半田 光正 氏
GOODGOOD株式会社 CEO

京都大学工学部電気電子工学科卒業。在学中から先端テクノロジーに特化した事業企画会社を起業。
2008 年頃より、共同創業者の野々宮氏と共に複数事業を起業。
グロースキャピタルファンドS-TEAM の技術担当役員を担いながら、ハンズオン出資先のIoT 関連通信機器ベンチャーの立ち上げ期から財務・経営企画・技術担当役員として、上場企業からの3.6億円の調達および事業立ち上げを成功させる。その後、自身の家業である畜産業とテクノロジー分野の橋渡しを実現すべく野々宮氏と共にGOODGOOD を創業し、CEO として経営参画。

ナレッジドナーインタビュー

  • 御社の企業理念にある「チャーミング」という言葉には、どのような意味が込められているのですか。
  • 事業を展開するに当たって、我が社には社員に向けたルールブックがあります。その中のキーワードのひとつが『えこひいき力』です。「えこひいき」は良くない意味で使われることが多い言葉ですが、色々な人と関わってビジネスをしていく中で「えこひいきされるようになれ」と社員に伝え、経営陣もそれを心掛けています。当然、えこひいきをしてもらった方が、事業をはじめ、色々な面でプラスになりますが、人間性に問題があると、えこひいきをしてもらえないですよね。そのようなことを突き詰めて考えた時に、ポイントとなるのは社員の人間的魅力、即ち『チャーミングさ』ではないかという結論に至りました。事業を円滑に進めていく上で、この『チャーミングさ』が非常に大事な要素だと実感し、企業理念として取り上げました。
  • 第一次産業にDXやテクノロジーを導入する際、どのようなことに留意すれば良いでしょうか。
  • 私自身、以前はIoTベンチャー企業に所属し、現在と全く反対の立場で活動していました。第一次産業と技術開発の両方の現場を経験して思うのは、「現場に即したIoT技術が無い」ということです。私もIoTベンチャー側にいた時は「こんなものがあったら便利だろう」と考えたり、原価を積み上げてサービスの価格を決めたりしていましたが、第一次産業側に来てみると、机上プランでは上手く行っていたものが現場では全く使えなかったり、採算が取れない価格設定がされていたりということがありました。現場を経験しろとまでは言いませんが、現場の方とどのような関係を築いていくかが重要になると思います。一人でもDXに理解を示してくれる味方が見つかると、状況は大きく変わります。例えば農家の若手の方に話を聞いてもらえれば、そこに第一次産業における本当のニーズが見えたり、アイデアが生まれたりするのではないかと思います。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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