サロンイベントレポート
木曜サロンレポート
- テーマ:
- 企業とリーダーのそばに言葉の専門家を ースピーチを変えるコツも教えます!ー
開催日: 2022年1月20日
○活動の主旨、目的○
企業が顧客や社会全体に向けて発信する言葉選びの重要性は言うまでもありません。
いわゆるコピーライティングに始まり、ブランドメッセージ、コンテンツライティングなど、“言葉力”を必要とする場面は多岐に渡ります。そしてそれに加えて、今回ご登壇頂く白井氏が取り組むのが“スピーチライティング”です。 社長から社員へ、上司から部下へ、節目節目の大切なメッセージから日頃の業務指示に至るまで、企業の“言葉力”を底上げする新たな取り組みについてお話を伺いました。
また自己紹介や結婚式の挨拶など、皆さんのスピーチを一味違った魅力あるものにするためのコツを伝授頂きました。
ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール
白井 千遥 氏
ももとせ 代表
コピーライター・スピーチライター
大阪芸術大学卒業。大学在学中より、株式会社シェルムアドバタイジングにてコピーライター職に従事した後、四季株式会社(劇団四季)広宣部宣材チームへ。2009年に株式会社シェルムアドバタイジングへ一時復帰を経て、ももとせ設立。2016年からライター・プランナーのコミュニティ「モカキモノ会議」を開始。2018年には日本のスピーチライターとして第一人者である蔭山洋介氏に師事し、現在はスピーチライターオンラインサロン(文芸チーム)モデレーターも務める。
ナレッジドナーインタビュー
- ご自身で大切にされている、または印象に残っている言葉についてお聞かせください。
- 私の一番好きな映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の中のあるセリフが強く印象に残っています。PART3の最後の場面で、タイムマシンが壊れてしまい、主人公のマーティがタイムマシン開発者のドクにもう会えないと思った時、別のタイムマシンでマーティに会いに来たドクが「未来は白紙なんだよ。それは誰の未来でもそうだ。だから、自分たち自身で未来を作っていくんだ。未来は何も決まっていないから、自分たちで毎日をより良く生きなさい」と言って、また未来に帰って行きます。私はこの言葉を今でもとても大切に思っています。自分自身の行動や生き方によって将来が良くなると考えていますので、この言葉が私の人生観に一番影響を与えたと思います。
- 今後、スピーチライティングの技術をどのような分野で活かしたいとお考えですか。
- 教育的な分野にスピーチライティングの技術を活かしていきたいと、二つのことを考えています。一つは、子どもたちが言葉をもっと上手に使えるようになり、自分の思いを話しやすくなるようにサポートをしたいと思っています。例えば小学生のとき、クラス替えをして自己紹介をするのを苦痛に感じたことはなかったですか?自己紹介をする前にちょっとしたコツを教えてあげられたら、子どもたちはもっと話やすくなると思います。他の人に自分のことをちゃんと知ってもらえたら、友達の輪が広がったり、イジメがなくなったりするかもしれません。そしてもう一つは、大学生などに実践的なプレゼンテーションの方法を伝授できればと考えています。
※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。
木曜サロンとは
幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。
ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。