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サロンイベントレポート

木曜サロンレポート

テーマ:
人生をかけたカジノ産業 -ラスベガスの歴史と私の半生-

開催日: 2022年7月21日

○活動の主旨、目的○
1985年から2015年までの間、ラスベガスをはじめ世界のカジノに両替機機器メーカーとして参入し、コインしか使えないのが当たり前の時代からお札が使える仕組みを生み出し、お札の時代から、トークンの時代へと、スロットマシン業界に大きな転換を二度もたらしたと話す礒井氏。その結果、自社を町工場から一部上場企業へと躍進させた立役者となったそうです。
しかし2015年に株主総会で退任を迫られ、同時に心臓の病気も発覚し人生のどん底へ。
現役の引退を考えたが、カジノ業界時代の人脈からお声がかかり2017年カジノゲームのコンサルティング会社、AIGC株式会社を設立。日本のCG技術会社とインドの確率計算の技術をもつ会社をパートナーとして、アメリカ・EUのオンラインカジノに進出したいと考えておられるとの事。そのためナレッジサロンでもさまざまな会員と交流したいとお話された。
また大阪IRについては、大阪と長崎しか候補地として残っていない為、成功する確率はかなり高いと礒井氏。ただ、カジノが出来たことを地域の人に受け入れてもらえる様に、オープンしてからの活動も大事と語られた。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

礒井 昭良 氏
AIGC株式会社 代表取締役社長

ラスベガスを中心としたカジノゲーミング業界でスロットマシンのテクノロジーにおいてイノベーションを起こし業界を革新する。北米駐在30年を得て2015年に帰国後カジノゲーミングコンサル会社AIGCを設立。営利を目的とせず利他の精神で貢献できる機会を求め国内外の企業の顧問や役員職に就く。

ナレッジドナーインタビュー

  • 紆余曲折を経て、今なお利他の精神をもって事業を続けられるモチベーションは何でしょうか。
  • 私は2015年まで、輝くラスベガスの街で物理的なものに埋もれた生き方をしてきました。しかし、55歳の時にビジネスにおいて厳しい試練に直面し、同時に命にかかわるような病も経験しました。今まで愛着のあったものを突然失って、ゼロになってしまった訳です。こうしてある程度のことを経験して60歳くらいになって人生の第4コーナーに入ってくると、お金や地位の追求よりも、残された人生の中で何ができるか、どのように生きれば自分の心を満足させることができるか、そういう気持ちになります。
    利他の精神と言っても自分はどうでもよいというのではなく、人にスマイルを与えることによって自分が幸せになるという考えです。会社ですから売上や利益は大切ですが、人に喜んでいただいた結果、お金が生じれば良いと思っています。現在62歳。自分自身は満たされて後は人に対して何ができるかというステージで、いろいろな人と出会い、私が何かを提供することによって皆さまの役に立てれば嬉しいという思いでやっています。人生の半分ラスベガスに住んで私の生まれ育った大阪でIRが出来るという中で大阪とラスベガスをコネクトして業界に恩返ししたい心境です。
  • 近年増えているアミューズメントカジノに対して、どのような考えをお持ちですか。
  • アミューズメントカジノが増えている事は存じ上げております。日本でもIRが将来的に出来る可能性がある今カジノにおかれているテーブルゲームの遊び方等を知ってもらうにはいいと思います。大阪にも複数のディラースクールがありますが卒業されてディーリング等のトレーニングの場になっている様です。あくまでも娯楽という意味でエンターテイメントを提供しているならば良いと思います。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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