サロンイベントレポート

木曜サロンレポート

テーマ:
社会と学校をつなぐ『越境学習』の実際 -関わる人すべてが学び合うコミュニティへ-

開催日: 2022年8月11日

○活動の主旨、目的○
まずはじめに平岡氏の自己紹介として、自身が進学校から大学に進学し、教員を目指しながらも一般社会の経験の必要性を感じて株式会社リクルートに入社、その後現職に至った経緯を紹介。
そこから、株式会社教育と探求社(以後「教育と探求社」と記載)が進める企業と学校が互いの境界を越える“越境学習”が持つ価値である、成人発達理論でいうところの垂直的成長を生徒と企業人双方に促す点について解説頂いた。
後半では企業や自治体、社団法人などと学校の生徒が地域のリソースを洗い出し、自分たちの地域の可能性を共に探求する「engine」について、実際にプログラムを受講した生徒や大人の体験談を交えご紹介頂いた。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

平岡 和樹 氏
株式会社教育と探求社 学校部兼開発部

2020年教育と探求社に入社。学校部 学校コーディネーターとして全国の中学高校向けに探究学習プログラムの提供、ファシリテーターなどを務める。特に関西・中国地方の公立中学校を多く担当し、地域で連携した取り組みを進めている。国語科の教員免許を持ち、教育と探求社内で探究学習の教科接続のプロジェクト推進を行う。

ナレッジドナーインタビュー

  • これから進めていきたい教育は何でしょうか。
  • 教室の中を「自分らしく生きる」というマインドで満たせればと思います。このような姿勢や理念を教育関係者と共有し、今後の教育プログラムに練り込んでいきたいと考えています。
  • 理想の教育とはどのようなものだとお考えですか。
  • 「理想の教育とは」― 答えを出すのが難しい質問ですね。
    人それぞれが、何かができる・できないという指標をすべて取り除いた上で、未来のために価値観を広げていく。それぞれの個性を認め合いながら、多様な価値観を大切にしていくという姿が、教育の理想ではないかと思います。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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