サロンイベントレポート

木曜サロンレポート

テーマ:
米粉の力で食料自給率をあげろ!美味しく食べるレシピも公開!

開催日: 2022年9月8日

○活動の主旨、目的○
まず初めに、本田氏の自己紹介として、自身が前職、臨床検査技師として、健康食品(サプリ、等)の品質管理、冷凍ラーメンの開発に携わり、食品の商品開発に興味を持ち、グリコ栄養食品株式会社へ入社した経緯をお話し頂いた。現在の取り組みとして、米粉をより沢山の人に使ってもらえるために、料理研究家とタッグを組み、レシピ開発を行い、美味しい米粉の食べ方をSNS等で情報発信に力を入れている。
また現在、国内の食料自給率が低い背景をご説明頂き、輸入食材の小麦を食べる事よりも、国産の米粉を食すことで、食料自給率を上げる事のみならず、農業の活性にも貢献したいと話された。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

本田 めぐみ 氏
グリコ栄養食品株式会社

前職は、臨床検査技師として検査センターで血液検査業務、健康食品(サプリ、等)の品質管理分析、冷凍ラーメンの開発補助を担当。
グリコ栄養食品株式会社入社後は、澱粉の品質管理分析、商品説明書作成、自社製品商品設計書確認業務、製造工場監査、海外視察対応、自社グループ工場FSSC22000認証取得推進業務、米粉製品開発に従事。
現在は、技術営業部 営業戦略室 営業企画グループで主に米粉の販売促進の仕事をしており、米粉を通じて会社のCSR活動(ワークショップ、料理教室コラボ、など)やSNS発信、米粉レシピ作成などを行っている。

ナレッジドナーインタビュー

  • 食料自給率の向上という大きな課題に取り組まれる本田様の原動力は何ですか。
  • 私自身が「食べることが大好き」ということが原動力になっているのだと思います。日本の食料自給率が非常に低いという事実にショックを受けたと同時に、大好きなお米の自給率も今後減っていくと考えたら、無関心ではいられませんでした。近年、国際情勢が不安定になり、物価が上がったり食料が輸入されなくなったりするという状況を目の当たりにしたときに、日本の食料自給率を上げなければならないと痛感し、米粉を販売している大手食品会社としてできることはないかと考えるようになりました。
  • 米粉を普及する上で、今後の課題と目標をお聞かせください。
  • 横の繋がりを広げていきたいと考えています。やはり自社だけ、米粉だけでは食料自給率を上げるためにできることに限りがあります。現在も大学や省庁などと協力して米粉や食のあり方についての発信を行っていますが、今後もより色々な方と協力しながら全体の食料自給率を上げる方法を模索していきたいと思います。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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