サロンイベントレポート

木曜サロンレポート

テーマ:
超ニッチなWEBメディアが意外な大ヒット! ヒットの秘訣とライティングスキル公開

開催日: 2023年11月9日

○活動の主旨、目的○
卓球のイメージアップのため、ライターとして情報発信をするべく作られたWEBメディア「卓球レディース」には、ターゲットである、30歳以上の女性向けに特化したコンテンツが150本以上ある。そのほとんどが文章で構成されており、「卓球を趣味とされる大人女性に有益な情報と無益な情報をバランスよく発信。クスッと笑える言葉の魔法で日本中に笑顔の花を咲かせます。」という理念のもと、文章にターゲット層の青春時代に流行ったフレーズや曲のタイトルなどを織り交ぜることで、画像や動画を入れたコンテンツよりも最後まで読んでくれるユーザーが増えた。これが検索サイトの1位表示に繋がっているのではないかとのこと。現在、ファッション、グルメ、トラベルに結び付けたビジネス展開を進めており、一般の方にも「卓球レディース」を知ってもらうことで、卓球の女性ファンだけでなく競技人口を増やすことに繋げていきたいとお話された。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

西村 友紀子 氏
卓球レディース

WEBメディア「卓球レディース」編集長、編集・ライター、メディア作家。計測器メーカーの営業を経てマスコミ業界へ。テレビ番組のリサーチャー・放送作家、情報誌のライター、ラジオCMのリライターなど、放送と出版の仕事に15年以上携わる。2021年4月、一念発起して個人でWEB業界に参入。世界初の卓球女性向けメディアが誕生したことは、拠点となる堺筋本町のOLの間で密かな話題に。趣味の卓球を事業にすべく邁進中。

ナレッジドナーインタビュー

  • 映画監督を目指したきっかけや、現在の活動への影響についてお聞かせください。
  • 小さい頃から大人しい性格で、人と話すことが得意ではなく、自分の頭の中で物語を創ってはそれを紙に書いていました。人と喋らない代わりに自分の中の世界を広げていくようなタイプでした。そうしてできた沢山の物語を何らかの形で表現したいという想いが、映画監督になりたいという動機に繋がりました。映画監督を目指すうえで一日一本映画を観ていた時期があり、それが現在の活動にも影響しています。実は、先日LED関西に登壇して発表したプレゼンの内容も、「卓球レディース」のコンテンツも、構成のベースは映画なんです。LED関西のプレゼンでは韓国の「オールド・ボーイ」という映画に出てくるシーンをオマージュしたものを入れてみました。「卓球レディース」のコンテンツは必ず起承転結を作るようにしていて、その構成も今回はこの映画のシーンを使おうといった感じで映画からインスパイアされたもので表現している部分があります。インプットするだけではなくアウトプットをする自己表現がずっとしたかったので、映画監督を目指していた時期も「卓球レディース」に繋がる過程となったのかもしれません。
  • 「卓球レディース」を始められる前とその後で心境の変化はありましたか?
  • 起業する前は、コロナ禍の影響もあってあまり外出もできず、専業主婦として一日中家にいてドラマを視ているような生活を送っていました。そんなときに友人から「コロナ禍だからとふさぎ込まず、自分たちで発信したりモノを作ったりしていかなあかんよ」と言葉をかけられたことがきっかけで、起業塾に通いだしました。専業主婦をしている時は、年齢等を考えても私はそんなに集中して働けるタイプではないと思っていました。ところが、いざ起業してライター業と「卓球レディース」の運営を始めてみたら、一日中集中力を切らすことなく働けていて、自分が想像以上にできていることに気がつきました。以前は時々パートで働く専業主婦でいようと思っていたのに、友人の助言がきっかけで起業して、まさかこれほど人生が開けるとは想像もしていなかったです。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

開催済みのプログラム

サロンイベントレポート一覧へ戻る

PAGE TOP