サロンイベントレポート
木曜サロンレポート
- テーマ:
- 健康な体はビジネスの土台!正月太り対策も伝授します!!
開催日: 2023年12月14日
○活動の主旨、目的○
人類は進化するにつれ、生きるための体を動かす時間が減っている。しかし、体を動かさなくなったからといって不健康になっているわけではない。
ヒト(ホモサピエンス)が生き残ったのは、社会性があり、コミュニケーションがとれて他者と協力してきたからこそであり、それは、他者とつながること・身体的活動を行うこと・スキルを得ようと学ぶこと・他者に与えること・今この瞬間を生きることで得られる「ウェルネス(ウェルビーイング+フィットネス)」に共通している。つまり、ただ体を動かすだけではなく、精神的・肉体的・社会的に満たされている状態が健康といえるとのこと。
人類は「いかに楽をするか」で進化しており、今は体を動かさなくても食べ物に困らない時代。賢く、効率よく運動すれば生産性が高まり、肉体的・精神的健康につながるのではないかとお話された。
ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール
池田 幸平 氏
株式会社ファーストクラストレーナーズ コラボ推進室
高知大学教育学部生涯教育課程スポーツ科学コース卒業。大学卒業後、大手スポーツクラブに入社。その後10年間で4店舗の運営に携わりながら、本社人事業務の一環としてインストラクターの育成に従事。2017年、株式会社ファーストクラストレーナーズとパーソナルトレーナーとして契約。現在はパーソナルトレーニング指導を行いながら、企業の健康経営推進や、健康セミナーの開催、講演などを行っている。
ナレッジドナーインタビュー
- 国によって運動と健康に関する意識の違いはありますか?
- 非常に大きな違いがあります。G7の主要7カ国で比べてみると、アメリカは人口のおおよそ18%がフィットネスに参加していると言われていて、2023年の世界幸福度ランキングは15位です。一方、日本のフィットネス参加率は人口のたった3%と言われており、幸福度ランキングは47位なのです。運動に対する意欲の高さと幸福度(ウェルビーイング)の高さは相関関係にあることが分かります。健康面においては、国の保険制度の充実度合いなどといった様々な要素も関係してきますが、「自分の健康は自分で守る」という意識はフィットネス参加率の高い欧米諸国の方が非常に高いです。その中でも特にG7のように世界の経済を引っ張っていくような国の多くは、フィットネス参加率が人口の10%を超えているという現状です。
- ナレッジサロンで今後どういった方とのマッチングをお望みでしょうか。
- 私たちのサービスは「対人」サービスのため、基本的にはスタジオにお越しいただいた方にトレーニングをご案内することがメインとなります。とはいえ、中々都合がつかなくてジムに通うことが出来ないという方も多くいらっしゃるかと思います。そういった方々のために、AIやVRなどの最新テクノロジーを活用して、我々が提供したい運動のサービスをより多くの方に広めることができるような技術をお持ちの企業とコラボ(マッチング)できたら嬉しいなと思っています。
※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。
木曜サロンとは
幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。
ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。