サロンイベントレポート

木曜サロンレポート

テーマ:
心を開く鍵、トリックの謎 -真似したくなるテクニックの裏側大公開-

開催日: 2024年4月25日

○活動の主旨、目的○
紀元前24年からまじないや不思議な術として使われていたマジックは、19世紀に入りエンタメへと変化した。この変化は脳やイメージをうまく利用した2人のマジシャンの"プレゼンの仕方"が影響していると考えられ、このプレゼンの技術は研修やセミナーに応用できるとのこと。また、お客様がいなければ成立しないマジックは、習得することで自己肯定感や積極性に繋がることから、宮田氏は教育のコンテンツとしても活用されている。自身の取り組みを通して、誰かを笑顔にできる人を増やしたい。誰かと繋がるきっかけにしていただきたいとお話された。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

宮田 貴之 氏
株式会社マジックラシーバ 代表取締役

独自のマジックを追求するマジックアーティスト。その実力と実績からハズレのない男と呼ばれ、マジック依頼が初めての方でも安心できると評判でお客様満足度が圧倒的に高くリピーターも多い。世界的マジックの殿堂「マジックキャッスル」やマジックのオリンピック「FISM」(フィズム)のアジア代表マジシャンに選ばれるなど、世界クラスのマジシャン。マジックをコミュニケーションのツールとした独自のプログラムと、教育を掛け合わせたセミナーや講演も人気。

ナレッジドナーインタビュー

  • マジシャンに弟子入りしたきっかけを教えてください。
  • 子供の頃からマジックを見ることが好きだったこともあり、大学ではマジックサークルに入部しました。そして大阪で開催されるマジックイベントが何かないかと探してみたところ、後の兄弟子となる中学校の同級生がマジシャンとして出演しているものがあったのです。その同級生に会って、自分もマジックを始めたことを話したところ、「じゃあ師匠のマジック教室に来なよ」と誘われて教室に足を運んだことがきっかけとなりました。元々、将来は手に職をつけられる仕事に就きたいという願望があったこともあり、大学では機械工学を学んでいました。例えばF1のピットクルーなどの自動車関係、建築関係、京都の伝統工芸の担い手といったような仕事をしたいと思っていましたが、考えてみればマジックも手に職だなということに気がついて、マジシャンになることを決意して師匠に弟子入りしました。
  • 今後どのような層にマジックを届けていきたいですか?
  • 現在行なっている親子ワークショップや企業向けのイベントの他にも、子育て世代の親御さんや学校の先生といった大人層に向けてマジックを教える活動をしていきたいと思っています。子供はプロのマジシャンのマジックショーも楽しんでくれますが、身近にいる大人達からマジックを見せてもらう方が確実に喜んでくれます。それに加えて、マジックは子供向けといったイメージがまだ根強くあるなか、大人も楽しめるものだという認識を広めるためにも、特に学校関係者の方々を対象にして何かやっていきたいなと思っています。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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