サロンイベントレポート
木曜サロンレポート
- テーマ:
- 言葉を変えると未来が変わる -仕事もプライベートもポジティブになる方法-
開催日: 2024年6月20日
○活動の主旨、目的○
人は1日で約6万回自分自身と会話をする中で8割がネガティブと言われている。
脳は、大脳辺縁系、大脳新皮質(思考)、脳幹(体調)の三層構造になっており、まず大脳辺縁系の中にある扁桃核という部分が瞬時に、この言葉は快なのか不快なのかを判断する。「この言葉はマイナスだ」と判断すると、記憶だけではなく、周りにある大脳新皮質と脳幹もマイナス感情の影響を受けるという仕組みになっており、プラス言葉を使うことでプラスの感情を引っ張ってくることができれば、思考も体調もプラスの影響を受けることができるため、意識的にプラス言葉を使うことが大事とのこと。もし、いきなりマイナス言葉をプラス言葉に変えるのは難しいと感じる場合は「やってみないとわからない」というような言葉を使うと、徐々に感情を引き上げることができるという。
自分自身にかける言葉を意識的にプラス言葉に変え、それができるようになると自然に周りにもプラスのメッセージを送ることができる。まずは自分自身を整えることが大切であるとお話いただいた。
ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール
片山 三喜子 氏
関西テレビ放送株式会社 元アナウンサー、現CM部長
メンタルコーチ
同志社大学卒業後 関西テレビにアナウンサーとして入社。児童虐待やDVの取材から、情報番組の司会まで幅広く担当。宣伝部長などを経て現在CM部長。仕事をしながら心理学、コミュニケーションなどを学ぶ。40代で難病を発症し立つことも困難になったが、イメージトレーニングを支えに克服。その経験から言葉と脳の関係をSBT(脳科学と心理学に基づいたメンタルトレーニング)で深く学び、メンタルコーチとしての指導実績もある。産業カウンセラー資格取得。宮崎県出身。
ナレッジドナーインタビュー
- 心に残っているポジティブな方について教えてください。
- 本(「ストレスフリーの人がやっている ポジティブ・フレーズ言いかえ事典」<大和出版>)にも書いるのですが、以前情報番組でご一緒させていただき、今も交友があるハイヒール・モモコさんはポジティブ変換がとても素晴らしい方です。彼女は以前交通事故で足を骨折されたことがあります。当時、強い痛みがあったはずなのに、松葉杖をついて舞台に立ち、それを笑いに変えている姿を見た時にびっくりし感心しました。昨年、私も右肘を骨折したのですが、あの時のモモコさんの姿を思い出して、改めて凄い方だなと尊敬しましたね。そして、関西人は失敗やネガティブなことが起きた時に「ネタができた!」とポジティブ変換できる方が多い印象があって、素晴らしいと思っています。
- 今後の抱負についてお聞かせください。
- 今日お伝えしたように、言葉の力・イメージの力は本当に凄いということを身をもって体験していますので、それを多くの方に伝えていきたいです。皆様に、自分の夢や目標を実現させるためにも言葉の力を活用してほしいですね。
※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。
木曜サロンとは
幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。
ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。