サロンイベントレポート

木曜サロンレポート

テーマ:
目標達成のプロになる!『7つの戦略マップ』を使った思考の教室

開催日: 2024年11月21日

○活動の主旨、目的○
今回の木曜サロンでは、ご登壇いただいた山元氏が考案された7つの戦略マップを活用した目標達成のプロセスについて、これまでの実用例やワークショップを交えてお話いただいた。
<1.目標設定>
A5用紙5枚用意し、自己紹介・現状課題・到達目標・なぜその目標なのか・1年後の姿をそれぞれに記入すると、現状分析、到達目標のマップ化、目標達成プロセスのマップ化に活用できる。
<2.キーワードを書き出す>
目標に関するキーワードを、ノートに思いつくまま書き出す(混沌)。書き出すことで見ながら考えることができ、頭の中のメモリー容量を空けることもできるため、新しいことをインプットし柔軟な発想につながる。
<3.戦略マップ活用>
少し構造化されたところと混沌とを行き来しているときに一番アイディアが生まれる。混沌を構造化する手段として7つの戦略マップを活用。マップを完成させることで今取り組むべきことは何かが見えるようになる。
戦略マップを活用して今後の方針が明確になれば、目標を達成することができるとお話いただいた。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

山元 廣治 氏
ナビタスマシナリー株式会社 顧問

1954年石川県加賀市山代温泉生まれ。早稲田大学理工学部応用物理学科卒業後、コニカミノルタ(株)にてカメラ、医療機器、R&D、情報システムなどの複数のプロジェクトリーダーを経験。 R&D部門で新規技術への取り組みが上席になかなか理解されなかったところ、上司が業務内容をわかりやすく図式化し、上席の理解を得てくれたことがきっかけとなり、「戦略マップ」を考案し始める。
その後、計測機器部門にて開発部長、販売部長、事業部長を経験し売上80億の事業部を300億事業に成長さ、そのノウハウを「7つの戦略マップ」としてまとめる。
定年退職後、ナビタスマシナリー株式会社にて、監査役、事業戦略室長、顧問として「7つの戦略マップ」を使って社内でのリーダー教育などに従事する。

ナレッジドナーインタビュー

  • ご自身の成長のためにされていることはありますか?
  • 本をよく読むようにしています。最近、抽象と具象について書かれた本を読んだのですが、本日の講演でお話しした「混沌と具体化について」と、通ずるものがあるなと感じました。
    例えば、組織に所属する若いリーダーはよく、「自分はこんなに熱心に伝えているのに、なぜ相手に理解してもらえないのか」といった悩みを抱えます。 組織のビジョンなどのような抽象的な情報を相手に具体的に理解してもらうためには、大きな壁があるのですが、そのことをリーダーとして理解できていなければ、いくら熱心でも相手には伝わりません。
    このように、かつて私が苦労した経験に類似したことを、より噛み砕いて説明されている書籍だと感じました。
  • 今後ナレッジサロンでどのように活動していきたいとお考えですか?
  • 70歳を超えてからは、自分の考えを理解してくれる人が一人でもいればいいという想いがあるので、無償で活動していきたいと考えています。
    私の『7つの戦略マップ』を活用することで生き方が変わり、ものごとが上手くいくようになる人が、一人でも二人でもいてくれたら嬉しいです。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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