サロンイベントレポート
木曜サロンレポート
- テーマ:
- 【感性磨いてる?】無意味を楽しむ -ナンセンス絵本の魅力-
開催日: 2025年1月23日


○活動の主旨、目的○
今回は、ナンセンス絵本の魅力をテーマに、絵本作家の三岡氏にご登壇いただき、ナンセンス絵本の歴史的背景やその魅力、教育的価値以上に心を解放する楽しさがあるとお話され、参加者の皆様に、新しい発想に触れる機会を提供していただいた。
後半には、実際に三岡氏のおすすめするナンセンス絵本を読み聞かせいただきながら、ページごとの意外な展開に触れ、会場は笑顔に包まれた。
ナンセンス絵本は「意味を考えず、目の前の物語を楽しむ」という三岡氏のメッセージで締めくくられ、参加者からは「普段使わない脳を使った」などの感想が寄せられた。
ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール
三岡 有矢音 氏
絵本作家、イラストレーター、物語創作、デザイナー、アニメーターetc

兵庫県西宮市出身。梅花女子大学心理こども学部こども学科児童文学・絵本コースを卒業。
在学中は、文学としての絵本や児童文学に加え、絵本制作、児童文学制作、紙芝居、昔話、手遊び歌などを学ぶ。2022年にひかりのくにより絵本『ゾウとイカとカエルとキリン』を出版。
ナレッジキャピタル「The Lab.」で展示された株式会社ズームス(XOOMS)とのコラボレーション作品『キシマン』では、絵と物語を担当。ザ・プラスカーサグランフロント大阪店での絵の展示・販売や、個展・グループ展を定期的に開催している。即興で物語を創作することが得意。
ナレッジドナーインタビュー

- ナンセンスというジャンルに興味を持ったきっかけを教えてください。
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みなさん馴染みはないかもしれませんが、実は、絵本業界の中で「ナンセンス絵本」はメジャーなジャンルです。お笑いもジャンル分けをするとすれば、ランジャタイ、ヨネダ2000、天竺鼠、トム・ブラウンはナンセンスの部類に入ると思っています。うまく言葉では説明できないけれども、ずっと笑っていられるような。
元々絵本全般とお笑い全般が大好きだった私にとって、ナンセンスはずっと身近に存在していたものだったように思います。 - 今後の具体的な展望や活動についてお聞かせください。
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現在まだ模索中ではありますが、いつか海外で個展を開催したいと考えています。
最近は新しいことに挑戦する機会が、良くも悪くも減ってきているように感じています。
今回お声がけをいただいたことがきっかけで登壇した木曜サロンのように、今まで経験したことのない新しい活動にも、積極的に取り組んでいってみたいと思っています。
※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。
木曜サロンとは
幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。
ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。