サロンイベントレポート

木曜サロンレポート

テーマ:
城崎温泉観光大使とめぐる、温泉と銭湯のせかい

開催日: 2026年3月5日

○活動の主旨、目的○
温泉好きが高じて大阪から城崎温泉へ移住し、城崎温泉の観光大使を務める松井氏よりお話を伺った。
まず、銭湯と温泉の違いについて、銭湯は「公衆浴場」として日常生活を支えるインフラである一方、温泉は地中から湧き出す熱水などの自然資源であり、非日常を味わう場所という違いがあるとのこと。銭湯においては、関西と関東で浴槽の位置や桶のサイズが異なるなど、地域ごとに独自の文化が根付いており、また、温泉については、塩化物泉や酸性泉といった泉質ごとに多様な効能があることを具体例を挙げて分かりやすく教えていただいた。
続いて、温泉街に住む中で見えてきた地域のまちづくりや、地方創生の取り組みについてお話された。城崎温泉は町全体を一つの温泉宿に見立てた「回遊型」のモデルを採用しているとのこと。大型旅館の中で完結する「施設完結型」とは異なり、観光客が浴衣姿で外湯や商店を巡るため、地域全体に経済効果が広がっていく仕組みであり、また、町の人や店との接点が増えることで、地域のファンが生まれやすい強みがあるとお話された。
最後に、地方創生を進めるには、地域全体で人々を迎え入れ地域のファンを作っていくことが大切であることを活動を通じて感じていると締めくくられた。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

松井 未季 氏
YUKATA LIFE 代表 / 豊岡市地域おこし協力隊

大阪府大阪市出身。関西学院大学卒業。
生粋の湯めぐり好きで、生野や西成などのディープな銭湯も開拓し、大阪府内の銭湯は(ほぼ)踏破。
大学在学中にミスゆかたコンテストで準グランプリを受賞し、10代目城崎温泉観光大使に就任。
兵庫県豊岡市「城崎温泉」へ移住し、城崎温泉観光協会のSNS・広報を担当する傍ら、浴衣レンタル店「Yukata mamire」のプロデュースなど、観光・地方創生を軸とした活動を行っている。

ナレッジドナーインタビュー

  • 起業を目指す女性経営者の方に向けて伝えたいメッセージはありますか?
  • 継続が大切だということを伝えたいです。
    私自身、思うように成長できず、事業が想定通りに進まないようなことは多々あるのですが、かつて経営者の先輩からいただいた"やり続けることが出来れば勝手に勝つ"というアドバイスのとおり、続けることが大事だと思って向き合っています。
    経営者はプレッシャーも多く、責任感が重くのしかかってくることもあると思います。そのような時は、「とにかく続ければいい」というマインドで取り組んでいってほしいです。
  • 今後の展望についてお聞かせください。
  • 現在、レンタル浴衣とは別に法人化予定の新規事業を立ち上げようとしていて、本社は必ず豊岡市に置きたいと思っています。その理由は、豊岡市の子どもたちが安心して地元に帰ってこられるような、「将来はここに就職したい」と思える会社を創りたいと思っているからです。
    地方創生を考えた時にも、盛り上がっている会社があると地域も変わると思うので、子どもたちが将来就職したいと思えるくらい魅力的な会社を創ることが今の私の目標です。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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