サロンイベントレポート
木曜サロンレポート
- テーマ:
- 元映画館支配人とめぐる、シネマの世界
開催日: 2026年7月23日
○活動の主旨、目的○
上映作品や上映スケジュールの決定をはじめ、物販や予告編の選定、舞台挨拶やトークイベントの企画・運営など、映画館支配人が担う業務は多岐にわたり、作品と観客をつなぐ重要な役割を担っていることが紹介された。
また、映画の制作から公開までの流れや、配給会社による営業活動、宣伝、上映素材の準備など、普段知る機会の少ない映画公開までのプロセスについても解説いただいた。
さらに、シネコン、ミニシアター、近年増えつつあるマイクロシアターの特徴や現状についても紹介され、厳しい環境下でも小規模映画館が地域の映画文化を支える重要な存在であることについてお話いただいた。今回は映画ファンたちが集まり活気のある会となった。
ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール
横田 陽子 氏
こべやフィルム
甲南女子大学卒業後、複数の異業種を経て2006年にシネマート心斎橋のオープニングスタッフとして入社。2017年よりシネマート心斎橋3代目支配人を務め、2024年10月の閉館まで劇場の運営に尽力。在職中からコラム執筆、ZINE制作、Podcast配信、トークイベント登壇など多方面で映画の魅力を発信。閉館後に独立し、2026年4月に「こべやフィルム」を開業。現在は映画配給事業を目指して活動。
ナレッジドナーインタビュー
- 数ある映画の中から人におすすめの映画を選ぶ際、一番大切にされている基準や視点を教えてください。
- 私はまず、相手がどのようなことに興味を持っているのか、これまでどのような映画を好んで観てきたのかを伺うようにしています。そのうえで、相手の好みに近いジャンルの作品を1本と、あえて普段であれば手に取らないようなジャンルの作品も1本、合わせてご紹介するように心がけています。
- こべやフィルムとして今後挑戦してみたいことや、どのような形でシネマの世界を届けていきたいか、今後の展望をお聞かせください。
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こべやフィルムとしての活動を通じて、将来的には映画の配給を手がけることを目標としています。ただ、単に作品を買い付けて配給したいわけではありません。ご縁のある方々とのつながりを大切にしながら、作品を丁寧に吟味し、自分自身が心から「良い」と思える作品を届けていきたいと考えています。
また、配給以外の取り組みとして、現在は「シアタートーク」というイベントを開催しています。今年の6月に開催した第一弾では、大阪市内のミニシアターの支配人様6名にご登壇いただき、ミニシアターの運営の実情や、日々どのような姿勢で仕事に向き合っているのかについてお話を伺いました。
今後もさまざまな映画館を巡りながら、この取り組みを継続していく予定です。次回は今年の9月に開催を予定しており、「映画祭の中の人」をテーマに、映画祭の運営に携わる方をゲストにお迎えしてトークイベントを行う予定です。
※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。
木曜サロンとは
幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。
ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

