ソフトバンク グランフロント大阪
スマートフォン、タブレット端末で“つながる楽しみ”を体験できる場所
ナレッジキャピタルのお客様層に対応したサービス
- :「ソフトバンク グランフロント大阪」の特徴を教えてください。
- 佐々木:商品ラインナップは従来の携帯電話、タブレット型端末などを揃えつつ、お客様により“体験”をしていただくことを重視した店舗です。ここ数年はスマートフォンの普及が進んでおり、スマートフォンを持つことで生活がどのように変わるのかを知りたいというお客様も増えているためです。
また、大阪のお客様は、商品の内容を完全に納得いかなければお買い上げいただけない場合が多く、反対にきちんと内容が伝わればすぐに購入していただけます。まずお客様と会話をして、それから商売が始まるので、より、人対人の接客を重視する必要があると感じています。
店舗企画部部長・佐々木 洋さん
店長・吉村 里子さん
2013年4月現在
店長・吉村 里子さん
2013年4月現在
- :メインとなるお客様はどのような層でしょうか。
- 佐々木:現在、他のソフトバンクショップの客層は10代から30代が主ですが、グランフロント大阪ではオープンな空間を生かして、今までショップに訪れる機会のなかったお客様にもお越しいただきたいと考えています。
通信機器の扱いが「難しい」と感じておられるシニア層でも、「パソコンは使えないが、タブレット型端末であれば使いやすい」というお客様は少なくありません。
また、ナレッジキャピタルという施設の性格から、例えば、東京のフラッグシップの一つである銀座店よりもファミリー層の利用が多いと想定しており、「みまもりケータイ」のご案内や、家庭におけるタブレット型端末の利用提案などもしていければと思います。
- :ショップはどのような空間ですか。
- 佐々木:従来の接客スタイルであるカウンターの対面接客ではなく、テーブルを使って、お客様への横接客を行います。カウンターは販売や契約をする際に便利ですが、スマートフォンやタブレット型端末の説明・体験をしていただくためには、より距離が近く横に並ぶテーブル接客が最適です。ブティックのように、お客様とスタッフが一緒に商品を選べるような場所になってほしいですね。
- 吉村:入り口が広く開放的なつくりで、初めて見た時にソフトバンクショップには見えないような新しい店舗です。店舗の前面にある吹き抜けのイベントスペースとの“垣根”がなく、よりお客様が入りやすくなっています。
また、「デジタルポスター」と名付けた、大画面ディスプレイによる映像を使った商品やサービスの紹介も行っています。スマートフォンの利用が増えたことで、実機体験や操作の説明をするためお客様が店舗に滞在いただく時間も長くなっており、リラックスして過ごせる空間づくりを心がけています。
- :店頭でのイベントについて教えて下さい。
- 佐々木:オープン後、最初の大きなイベントを6月に予定しています。
弊社は「つながりNo.1」をキーワードとしてサービスを展開していますが、例えば、大阪と東京で映像を介してイベントを中継できればと考えています。人と人、街と街をつなぎ、距離感を感じさせないイベントです。また、通信機器を使い、他テナントと連動したイベントも模索中です。 - 吉村:現在、銀座店では、スマートフォンの使い方に関する勉強会を開いていますが、それを更に発展させ、大画面ディスプレイを使ったより伝わりやすいレクチャーなどができればいいですね。
スタッフの“おもてなし”と、魅力的な商品によって「楽しい驚き」を体験していただける場所にしたいです。
- :今後、ソフトバンクショップはどのような店舗を目指していくのでしょうか。
- 佐々木:通信機器の機能を活用することで、便利な生活、楽しい世界につながっていくことを感じていただきたいです。 使い方のマニュアルを伝えるだけでなく、お客様がスマートフォン、タブレット型端末を使って何をしたいかを取り入れ、それに応えていけるような店舗を目指していきます。