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SIMPLICITY the art of complexity

2015.5.21(thu)~2015.7.26(sun) グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル The Lab. みんなで世界一研究所 2F 主催:一般財団法人ナレッジキャピタル
Simplicity the art of complexity 「シンプリシティ」は世界を物語るための緻密な引き算の美学です。

世界的な都市部への人口の集中。デジタル革命によるビッグデータ化。都市で生活する人々はツイッター、電車やタクシー乗降情報、ATM利用情報など様々なデータを生み出し続けています。複雑に絡み合う大量のデータから物語を語ろうとするとき、そこには考え抜かれた引き算の美学が必要とされます。

私たちは大量のモノにも囲まれて生活しています。その中から、あるモノに愛着を感じるのは何故でしょうか?その理由を物語るには、やはり緻密にひとつひとつ要素を分解していきシンプルな秩序を発見する過程と、そこから新しい世界を見立てる想像力が重要になります。

都市が生み出す情報から新しい都市の物語を可視化するプロジェクトを数多く手がけるMIT SENSEable City Labのカルロ・ラッティと、人と自然をつなぐ詩的で直感的なインタラクティブアート作品で知られるplaplax。この2組の作品展示やトークセッション・ワークショップを通して、今の時代に必要とされる「シンプリシティ」について議論します。

アルスエレクトロニカ(ARS ELECTRONICA)

photo: Nicolas Ferrando,Lois Lammerhuber

photo: Nicolas Ferrando,Lois Lammerhuber

オーストリア・リンツに拠点を置く、メディアアートの世界最高峰の機関。毎年9月にアート・テクノロジー・社会をテーマに行われる「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」の他、美術館・科学館としての「アルスエレクトロニカ・センター」、メディアアートの最先端コンペティションである「プリ・アルスエレクトロニカ」、R&D機関である「フューチャーラボ」の4部門があり、日本からも多くのアーティストが参加している。

Ars Electronica : http://www.aec.at/

スペシャルプログラム世界的なアーティストとの交流・議論の場。ナレッジキャピタルならではのスペシャルな3日間

5.21(thu)
第1部 オープニングスペシャルイベント 都市×Simplicity
時 間
open/ 14:30~ start/ 15:00~ (17:00終了予定)
会 場
ナレッジサロン プレゼンテーションラウンジ(7F)
定 員
50名 (予定)
キーノートトーク
カルロ・ラッティ
 (建築家、エンジニア、MIT SENSEable CityLab ディレクター)
ラウンドトーク
カルロ・ラッティ
ゲルフリート・ストッカー
 (アルスエレクトロニカ アーティスティック・ディレクター)
野村 卓也
 (ナレッジキャピタル 総合プロデューサー)

※モデレーター
 小川 絵美子(アルスエレクトロニカ プリ・アルスエレクトロニカ)

第2部 交流パーティー&展示レクチャー
時 間
open/ 17:00~ start/ 17:30~ (20:00終了予定)
会 場
The Lab. 2F アクティブスタジオ
参加費
¥1,000(飲食代金として)
定 員
50名 (予定)

※Simplicity参加アーティスト plaplax(プラプラックス)も参加予定

5.22(fri)
トークセッション アート×Simplicity
時 間
open/ 17:30~ start/ 18:00~ (20:00終了予定)
会 場
ナレッジサロン プレゼンテーションラウンジ(7F)
定 員
50名 (予定)
プレゼンテーター
ゲルフリート・ストッカー
 (アルスエレクトロニカ アーティスティック・ディレクター)
plaplax (プラプラックス) 近森 基/久納鏡子
小川秀明(アルスエレクトロニカ フューチャーラボ)
ラウンドトーク
ゲスト全員参加

※モデレーター
小川 絵美子(アルスエレクトロニカ プリ・アルスエレクトロニカ)

5.23(sat)
ワークショップ plaplax×Ars Electronica Simplicity ワークショップ

plaplax×アルスエレクトロニカ Simplicityワークショップ
身の回りのモノに着目し、物語力を磨くワークショップ

時 間
14:00~17:00(終了予定)
会 場
ナレッジサロン プレゼンテーションラウンジ(7F)
定 員
20名 (予定)

※参加当日に石ころ1つを持ってきてください。
※ワークショップ参加までにThe Lab. 2階の展示を観ておいてください。

ゲスト
plaplax (プラプラックス) 近森 基/久納鏡子/小原 藍
小川 絵美子(アルスエレクトロニカ プリ・アルスエレクトロニカ)
小川秀明(アルスエレクトロニカ フューチャーラボ)
スペシャルプログラムの申し込みは終了致しました。
  • ○定員に達し次第、申込み受付は終了となります。
  • ○ナレッジサロンで行うプログラムは18歳以上の方の参加に限らせていただきます。
  • ○お問い合わせメール:info@kc-i.jp(一般社団法人ナレッジキャピタル)

ゲストプロフィール

カルロ・ラッティ Carlo Ratti(IT/US)
 
カルロ・ラッティ Carlo Ratti(IT/US)
hubcab
 

建築家、エンジニア、MIT SENSEable City Labディレクター。
MIT SENSEable City Labを率いながら、未来の都市のかたちを研究、探求している。彼のプロジェクトは、ベネチアビエンナーレ、MoMA、MAXXIなど世界的に紹介されており、2008年のサラゴサ万博のデジタルウォーターパビリオンはTime誌でBest Inventionsと評価された。Blueprint誌の世界のデザインを変える25人、Wired誌の世界を変える50人(Smart List 2012)にも選ばれるなど活躍。2015年のミラノ万博では、Future Food Districtのキュレーターも務めている。

http://www.carloratti.com/http://senseable.mit.edu/

 

○展示作品(予定)・・・MIT SENSEable City Lab研究 紹介

plaplax プラプラックス(JP)
 
plaplax プラプラックス(JP)
石ころのカチナ
 

近森基、久納鏡子、筧康明、小原藍によるアート・ユニット。
主にインタラクティブアート分野における作品を手がける一方、公共空間、商業スペースの空間演出や展示造形、企業や大学との共同技術開発など幅広い活動を展開。近年は、自然にまつわる心象イメージをテーマとしたイマジネイチャー(Imagenature)シリーズの作品制作に取り組んでいる。アルスエレクトロニカ(オーストリア)、ポンピドゥ・センター(フランス)、文化庁メディア芸術祭など国内外で数多くの作品を発表。

http://www.plaplax.com/

 

○展示作品(予定)・・・「石ころのカチナ」「平行石族」他

アルスエレクトロニカ スペシャルプログラム ゲスト Ars Electronica
 
ゲルフリート・ストッカー
 
ゲルフリート・ストッカー
 

アルスエレクトロニカのアーティスティック・ディレクター(芸術監督)。
アルスエレクトロニカの「ブレイン」として世界的に活躍。

 
小川絵美子
 
小川絵美子
 

アルスエレクトロニカにて、メディアアートのコンペティションであるプリ・アルスエレクトロニカの長を務める。アルスエレクトロニカ・フェスティバルのキュレーション・企画なども手がける。

 
 
○アルスエレクトロニカ展示(予定)

focus フォーカス

「focus」はスマートフォンを使い自分の「フォーカス(注目する点)」を撮影。発見したシンプリシティを撮影して、シェアしましょう!

「focus」を缶バッチにできるワークショップも土日祝に随時開催予定。

ARS ELLECTRONICA in the KNOWLEDGE CAPITAL ARCHIVE

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