ナレッジキャピタル超学校
大阪市立東洋陶磁美術館×ナレッジキャピタル
-東洋陶磁の魅力Ⅱ-
大阪の古き良き姿を残す淀屋橋と北浜の近く、堂島川と土佐堀川にはさまれた中之島に世界の陶磁ファン垂涎のコレクションを持つ大阪市立東洋陶磁美術館はあります。 東洋陶磁美術館の所蔵品の根幹をなす安宅コレクションは、中国・韓国陶磁を中心とした世界屈指の東洋陶磁のコレクションとして知られています。 開館後には安宅コレクションの他にも韓国陶磁や濱田庄司などのコレクションの寄贈を受け、東洋陶磁全般のコレクションも充実してきました。
また、従来の日本の鑑賞法に依らず、陶磁器を純粋に芸術作品として鑑賞することをコンセプトとして、展示を行っている美術館は、日本では数少ない特徴と言えます。
今回のシリーズでは、現在開催中の企画展「朝鮮時代の水滴―文人の世界に遊ぶ」と12月10日(土)から開催される特別展「台北 國立故宮博物院―北宋汝窯青磁水仙盆」にちなんだプログラムを通して、東洋陶磁の魅力とその真髄に触れていただきたいと思います。
※第2回、第4回の鑑賞ツアーは大阪市立東洋陶磁美術館にて開催となります。
※第2回の開催日に誤りがございました。正しくは2016年11月5日(土)となります。(2016年10月18日更新)
第1回 企画展「朝鮮時代の水滴―文人の世界に遊ぶ」記念特別対談
企画展「朝鮮時代の水滴―文人の世界に遊ぶ」記念特別対談
- 時間
- 2016年10月28日(金) 19:00〜20:30 (開場 18:30)
- 会場
- CAFE Lab. / グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル1F
企画展「朝鮮時代の水滴―文人の世界に遊ぶ」の開催にちなみ、古典の文人趣味、煎茶趣味を基礎に現代の煎茶サロン創設など幅広い活動を行っている一茶庵宗家の佃一輝氏をゲストに迎え、出川哲朗大阪市立東洋陶磁美術館館長との特別対談を行います。中国の明・清時代の文人趣味や文物が朝鮮時代や江戸時代にどのように受け入れられたのかを、文房具や煎茶などを例として語り奥深い文人の世界へ皆様を誘います。
講師
大阪市立東洋陶磁美術館館長
大阪大学大学院文学研究科博士課程芸術学専攻前期修了。第32回小山冨士夫記念賞(平成23年)受賞。共著書として『アジア陶芸史』昭和堂・平成13年、『明末清初の民窯』平凡社・平成12年。
※「青花鉄砂葡萄山水文八角形水滴」(大阪市立東洋陶磁美術館蔵)
一茶庵宗家
当代 一茶庵宗家、号は無祿。亦石。1952年生まれ。2007年に一茶庵宗家の六世を継承。古典の文人趣味、煎茶趣味を継承する一方、古典のメソッドを基にした現代人の煎茶サロンの創設に取り組んでいる。茶の湯文化学会理事。
お申し込みに関する注意事項を必ずお読みください。
第2回 企画展「朝鮮時代の水滴―文人の世界に遊ぶ」鑑賞ツアー
企画展「朝鮮時代の水滴―文人の世界に遊ぶ」鑑賞ツアー
- 時間
-
2016年11月5日(土) 15:00〜17:00
※開催日に誤りがあり、訂正いたしました。(2016年10月18日更新) - 会場
- 大阪市立東洋陶磁美術館
企画展「朝鮮時代の水滴―文人の世界に遊ぶ」の鑑賞。本展覧会担当の鄭銀珍学芸員から講堂で30分くらいの見どころ解説を行います。
その後、展示室で自由見学となります。
※大阪市立東洋陶磁美術館での開催となります。
※本鑑賞ツアーは有料(600円)となります。
※当日は大阪市立東洋陶磁美術館1F受付(チケットカウンター)にて、お申込みの際に返信いたします受付完了メールをご提示ください。
講師
※「青花牛形水滴」
(大阪市立東洋陶磁美術館蔵)
大阪市立東洋陶磁美術館・学芸員
専門は韓国陶磁史。立命館大学大学院文学研究科博士学位取得。高麗青磁と韓国の近代陶磁史を研究。「朝鮮陶磁と浅川伯教」『浅川伯教の眼と浅川巧の心―朝鮮時代の美』で優秀論文賞(2012年5月1日 美術館連絡協議会、読売新聞社)。「近代における高麗青磁—再発見から再現へ」で『陶説』創刊60周年記念論文・朝鮮陶磁部門優秀賞受賞(2014年6月日本陶磁協会)。
お申し込みに関する注意事項を必ずお読みください。
第3回 宋磁の美―中国宋時代のやきものへの招待
宋磁の美―中国宋時代のやきものへの招待
- 時間
- 2017年1月24日(火) 19:00〜20:30 (開場 18:30)
- 会場
- CAFE Lab. / グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル1F
中国宋時代は、中国陶磁の歴史における黄金時代の一つです。汝窯や官窯をはじめ、越窯、龍泉窯、耀州窯などの青磁、定窯の白磁、景徳鎮窯の青白磁、建窯や吉州窯の黒釉磁(天目)など百花繚乱の如く各地で名窯が花開きました。大阪市立東洋陶磁美術館では特別展「台北 國立故宮博物院―北宋汝窯青磁水仙盆」に併せて特集展「宋磁の美」を開催し、館蔵の安宅コレクションの名品を中心に「宋磁」の名品を紹介しています。そこで、今回は最新の研究成果なども踏まえながら、宋時代のやきものの魅力とその美の真髄に迫ります。
講師
※重要文化財「青磁刻花牡丹唐草文瓶」(大阪市立東洋陶磁美術館蔵)
大阪市立東洋陶磁美術館・主任学芸員
専門は中国陶磁史。中国政府公費留学生(高級進修生)として北京大学考古系に2年間留学(1994~96年)。最近は汝窯をはじめとした宋代の青磁や白磁、曜変天目・油滴天目等の研究を行っている。著書に『南北朝隋唐陶俑の研究』(思文閣出版、2015年)。第35回小山冨士夫記念賞(第2回奨励賞)受賞。
お申し込みに関する注意事項を必ずお読みください。
第4回 特別展「台北 國立故宮博物院―北宋汝窯青磁水仙盆」鑑賞ツアー
特別展「台北 國立故宮博物院―北宋汝窯青磁水仙盆」鑑賞ツアー
- 時間
- 2017年2月5日(日) 15:00〜17:00
- 会場
- 大阪市立東洋陶磁美術館
特別展「台北 國立故宮博物院―北宋汝窯青磁水仙盆」の鑑賞。本展覧会担当の小林仁主任学芸員から講堂で30分くらいの見どころ解説を行います。
その後、展示室で自由見学となります。
※大阪市立東洋陶磁美術館での開催となります。
※本鑑賞ツアーは有料(1,000円)となります。
※当日は大阪市立東洋陶磁美術館1F受付(チケットカウンター)にて、お申込みの際に返信いたします受付完了メールをご提示ください。
講師
※「汝窯青磁無紋水仙盆」(台北 國立故宮博物院蔵)
大阪市立東洋陶磁美術館・主任学芸員
専門は中国陶磁史。中国政府公費留学生(高級進修生)として北京大学考古系に2年間留学(1994~96年)。最近は汝窯をはじめとした宋代の青磁や白磁、曜変天目・油滴天目等の研究を行っている。著書に『南北朝隋唐陶俑の研究』(思文閣出版、2015年)。第35回小山冨士夫記念賞(第2回奨励賞)受賞。
お申し込みに関する注意事項を必ずお読みください。
概要
タイトル | ナレッジキャピタル超学校 大阪市立東洋陶磁美術館×ナレッジキャピタル |
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テーマ | 東洋陶磁の魅力Ⅱ |
会 場 |
第1・3回:CAFE Lab. / グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル1F 第2・4回:大阪市立東洋陶磁美術館 |
定 員 | 50名 ※第2・4回の鑑賞ツアーは各回30名 |
応募概要 |
応募方法:本ページからの事前申し込み(申込先着順) 応募資格:高校生以上 |
参加費 |
500円(1ドリンク付き) ※第2回の鑑賞ツアーは600円・第4回の鑑賞ツアーは1,000円 |
講 師 |
出川 哲朗(大阪市立東洋陶磁美術館館長) 佃 一輝(一茶庵宗家) 鄭 銀珍(大阪市立東洋陶磁美術館・学芸員) 小林 仁(大阪市立東洋陶磁美術館・主任学芸員) |
主 催 |
一般社団法人ナレッジキャピタル 株式会社KMO 大阪市立東洋陶磁美術館 |
お問い合わせ |
一般社団法人ナレッジキャピタル TEL:06-6372-6530(平日 9:00-17:00) お問い合わせフォームはこちら 【第2・4回鑑賞ツアーの会場・アクセスに関するお問い合わせ】 大阪市立東洋陶磁美術館 06-6223-0055 |
お申し込みに関する注意事項 |
※申込みフォームからのみ受付しております。お電話・メール等では受付けいたしませんので予めご了承ください。 ※お申込み後、万が一、キャンセルをされる場合はなるべく早めのお手続きをお願いいたします。 (キャンセル手続きはご予約完了時にお送りするメールからお手続きいただけます。) ※開催日当日、開始時刻を15分過ぎても会場に到着されていない場合は、キャンセル扱いとし、お席の確保はできかねますので、あらかじめご了承ください。 ※お申込みキャンセル待ちの受付は行っておりません。悪しからずご了承くださいませ。ただし、一度、満席になった場合でも、お申込みされていた方がキャンセルされた場合、事前予約システムで空席が出ることがありますので、こまめにご確認いただければ幸いです。 |