ナレッジキャピタル超学校
MOU-ICHIDO 自分進化論
「昔読んだ本を大人になって読み返してみると、以前は気づかなかった新鮮な内容に驚き、感動すら覚ることがある。
そう、誰もが一度は経験があることです。私たちはいつも過去を振り返りながら、新しい発見や自分の進むべき先を見つけてきたのかもしれません。
ナレッジキャピタル超学校の新しいシリーズ、「MOU-ICHIDO 自分進化論」は、学生時代には学べなかった分野や、今だからこそ価値がわかる講義など、現代人に必要な教養を再構成し、多彩な知のプログラムとしてもういちど自分が進化する歓びを提供する講座です。」
MOU-ICHIDO 物理学
「物理学入門 数式でかたる私たちの世界」
2016年5月12日(木) 19:00〜20:30(開場 18:30)
私たちを取り巻く世界。光があり、水があり、ものが動き、時間が流れています。この当たり前のようにある物体や現象を、「数式」でかたるのが物理学です。物理学者にはこの世界がどのように見えているのでしょうか。同じものを見ているはずなのに、視点やかたり方を変えるだけで、いつもとは違う世界が広がるかもしれません。世界の普遍性にせまる数式の「美しさ」と、その数式を「言葉」としてかたる物理学者の視点をご堪能ください。
講師
大阪大学理事/副学長
1962年岡山県玉野市生まれ。東京大学工学部卒業以来、東京大学大学院、日本電信電話株式会社、大阪市立大学、東北大学と数々の企業、大学を経て2000年より大阪大学大学院理学研究科教授。故にこれまでの居住地履歴は中国地方から東北地方まで本州をほぼ網羅(?)。2015年8月より大阪大学理事・副学長。
MOU-ICHIDO 音楽
「裏口から入門する昭和歌謡」
2016年6月30日(木) 19:00〜20:30(開場 18:30)
近年目にするようになった「昭和歌謡」という言葉。これはもちろん昭和時代には使われていませんでした。今では、穏やかな懐かしい歌、という含意をもっていますが、現実の昭和時代がそうだったように、当時の大衆歌謡はかなり起伏に富み、猥雑で、モダンなものでした。今回は、「カタコト」「リズム」「大阪」というキーワードを用いて、「昭和歌謡」の一般的イメージを塗り替えてみたいと思います。
講師
大阪大学大学院文学研究科・准教授
1974年、石川県金沢市生まれ。2011年より、大阪大学大学院文学研究科音楽学専修准教授。専門は、近代日本大衆音楽史、アフロ・ブラジル音楽研究、「非西洋音楽」の受容に関する研究。ある音楽がどのような人々によって作られ、どのように変化し、移動し、土着化していくのか、様々な視点から研究を続けている。
MOU-ICHIDO 算数
「文系に知ってほしい理系の言葉」
2016年7月14日(木) 19:00〜20:30(開場 18:30)
「微分」、「積分」、f(x)。理系の学問は理解できないくらい難解なのではありません。理系が用いる「数式」という、「言語の壁」があるだけなのです。
文系にとっては「理系の言葉がわからない」、理系にとっては「何が分からないのかがわからない」。でも、「わからない」から「関係ない」として排除してしまう理系の言葉を、「わからない」から「何ですか?」と尋ねることができたらどうでしょう。言葉が理解できれば、文系と理系の間に立ちはだかる壁を超えて理解し合えるかもしれません。ここではいくらでも「わからない」「何ですか」言える場です。もしかして、学生時代に嫌いになった数学物理も、また好きになれるかもしれません。
協力/大阪大学出版会
講師
大阪大学名誉教授
大阪大学名誉教授。大阪大学理学研究科修了(理学博士)。西ドイツユーリッヒ原子核研究所研究員、西ドイツレーゲンスブルグ大学客員助教授、アメリカミシガン州立大学物理学助教授、東京都立大学理学部教授を経て、大阪大学物理研究センター教授。平成22年3月退職。専門は原子核物理学、クォーク核物理学。現役時代より退職後の方が研究活動に専念できており、現在研究人生でもっとも生産的な時期をすごす。
MOU-ICHIDO 美術
~デトロイト美術館展 聴いてから見るか、見てから聴くか~
2016年、デトロイト美術館展が豊田市・大阪市・東京都の三都市を巡回いたします。ナレッジキャピタル超学校「MOU-ICHIDO自分進化論」では、MOU-ICHIDO美術としてこのデトロイト美術館展にスポットを当てます。デトロイト美術館は1885年に創立以来、自動車産業の繁栄のもと、着実にコレクションを形成してきました。ゴッホやマティスの作品を最初に手に入れたアメリカの公共美術館としても知られています。
今回のデトロイト美術館展は、ドガ、モネ、ルノワールらの印象派、そしてゴッホ、セザンヌらポスト印象派の活躍、さらには20世紀のマティスやピカソへとつながるヨーロッパ近代美術の潮流を目にする貴重な機会です。MOU-ICHIDO美術では、デトロイト美術館展の監修を務める千足伸行さんに作品解説を、また劇作家の平田オリザさんに文化・芸術を核にした街づくりについてご講演いただきます。
※「MOU-ICHIDO美術」は2回の講義となります。
フランス絵画の黄金時代:印象派から20世紀へ
2016年7月8日(金) 19:00~20:30 (開場 18:30)
ヨーロッパの近代絵画の歴史はフランス絵画の歴史といっても過言ではありません。写実主義のクールベから印象派、ポスト印象派、スーラ、シニャックの新印象派(点描派)を経て20世紀のマティス、ルオー、それにピカソ、エコール・ド・パリなどの「外人部隊」にいたるフランス絵画の歴史は、他国のそれを圧倒しています。今回のデトロイト美術館展は19世紀後半から20世紀前半までの美術の流れを一望する貴重な機会です。本展覧会の出品作を中心に、画家のエピソードなども交えながら時代全体を分かりやすく解説します。
講師
成城大学名誉教授/広島県立美術館長/デトロイト美術館展監修
1940年、東京生まれ。東京大学文学部卒。TBS(東京放送)を経て1965年より国立西洋美術館に勤務。1970-72年、西ドイツ政府(当時)給費留学生としてミュンヘン大学に学ぶ。西洋美術館に復帰後、1979年に西洋美術館を退職し、成城大学文芸学部に勤務。現在同大学名誉教授。主な専攻領域は近代の西洋美術、特に印象派から象徴主義、アール・ヌーヴォーなどにいたる19世紀後半の美術。
【最近監修の主な展覧会】
「セガンティーニ:光と山」(2011年、損保ジャパン東郷青児美術館他)
「大エルミタージュ美術館展」(2012年、東京、国立新美術館他)
「リヒテンシュタイン:華麗なる侯爵家の秘宝」(2012年、東京、国立新美術館)
「ミュシャ展:パリの夢、モラヴィアの祈り」(2013-14年、東京、森アーツセンターギャラリー他)
「こども展:名画に見るこどもと画家の絆」(2014年、東京、森アーツセンターギャラリー他)
デトロイト市の財政破綻に学ぶ
芸術と街づくり
2016年8月16日(火) 19:00~20:30 (開場 18:30)
デトロイト美術館は自動車工場の労働現場を描いたディエゴ・リベラの壁画が象徴的に彩られています。現場で働く人々とともにデトロイト美術館は育まれてきました。そのデトロイト市が自動車産業の不振で3年前に財政破綻。美術館の作品を売却する話が持ち上がります。だが市民は寄付で支え、公務員も年金の減額を受け入れました。作品を売却して資金を作るのではなく、作品を核とした街づくりで再生をはかることにしたのです。財政が逼迫したとき、芸術はぜいたく品と捉えられがちです。大阪でも同じような議論は起きています。私たちは芸術や文化をどのように位置づけていくべきか。文化資本を中心にした街づくりを提起する平田オリザさんと、大阪市立美術館長の対話にご期待ください。
講師
劇作家/演出家/東京藝術大学特任教授
劇作家・演出家・青年団主宰。
こまばアゴラ劇場芸術総監督・城崎国際アートセンター芸術監督。
1962年東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。
1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞。
1998年『月の岬』で第5回読売演劇大賞優秀演出家賞、最優秀作品賞受賞。2002年『上野動物園再々々襲撃』(脚本・構成・演出)で第9回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。2002年『芸術立国論』(集英社新書)で、AICT評論家賞受賞。2003年『その河をこえて、五月』(2002年日韓国民交流記念事業)で、第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。2006年モンブラン国際文化賞受賞。2011年フランス国文化省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。
東京藝術大学COI研究推進機構 特任教授、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター客員教授、四国学院大学客員教授・学長特別補佐、京都文教大学客員教授、(公財)舞台芸術財団演劇人会議理事長、埼玉県富士見市民文化会館キラリ☆ふじみマネージャー、日本演劇学会理事、(財)地域創造理事、豊岡市文化政策担当参与。
大阪市立美術館長
1950年 高知県生まれ。
大阪大学大学院博士課程単位取得退学。
現在 大阪市立美術館長。
専門は、近現代美術・日本近代美術史。大阪市立美術館では『生誕120周年記念 岸田劉生展』を手がけた。福井県立美術館学芸員、西宮市大谷記念美術館・京都市美術館学芸課長、高知県立美術館館長を経て2008年より現職。著書に『小出楢重』(新潮社)など
MOU-ICHIDO 美術
~藤田嗣治展 聴いてから見るか、見てから聴くか~
日本の近代洋画を代表する画家、藤田嗣治の生誕130年を記念する展覧会が、現在、兵庫県立美術館で開催されています(9月22日まで)。27歳で初めてフランスに渡って以来、エコール・ド・パリの寵児として大成功を収めながら、祖国では賞賛と批判にさらされた藤田の芸術は、まさに東と西の文化の葛藤と融合の末、生み出されたものです。展覧会では画家の没後、長らく遺族の元に保管され、フランス・ランス市に寄贈された800点あまりの中から選ばれた作品と、国内外の個人所蔵家、主要美術館から拝借した作品約120点で藤田芸術の本質に迫ります。MOU-ICHIDO美術で、9月7日(水)に兵庫県立美術館の蓑豊館長が藤田の芸術について解説を、また17日(土)には学芸員によるギャラリートークを兼ねた美術館夜間ツアーを開催します。
※「MOU-ICHIDO美術」は2回の講義となります。
エコール・ド・パリの寵児 藤田嗣治
2016年9月7日(水) 19:00〜20:30 (開場 18:30)
CAFE Lab. / グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル1F
兵庫県立美術館館長を務める蓑豊館長に藤田嗣治の生涯と作品についてご講演頂きます。
「乳白色の肌地」で有名な藤田の作品ですが、生涯にわたって遺した作品の印象は年代ごとに大きく異なります。フランスの文化と日本の文化の狭間で揺れ動いた藤田の生涯と知られざる素顔に触れることによって、画家の新たな一面を垣間みることができます。
講師
兵庫県立美術館 館長
金沢市生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業後、ハーバード大学大学院美術史学部博士課程修了、文学博士号取得。カナダ・モントリオール、米国・インディアナポリス、シカゴの各美術館にて東洋部長を歴任。1996年より大阪市立美術館長、2001年に全国美術館会議会長に就任。2003年より初代館長予定者として金沢21世紀美術館開館に尽力。2004年金沢21世紀美術館初代館長に就任、2005年より金沢市助役。2007年4月、金沢21世紀美術館特任館長、大阪市立美術館名誉館長となり、同年5月、オークションハウスのサザビーズ北米本社副会長に就任。2010年4月兵庫県立美術館長、2012年4月横尾忠則現代美術館長、2013年6月あべのハルカス美術館名誉館長に就任。主な著作に「超・美術館革命—金沢21世紀美術館の挑戦」「超<集客力>革命-人気美術館が知っているお客の呼び方」(角川書店)ほか多数。
兵庫県立美術館『藤田嗣治展』ナイトツアー
2016年9月17日(土) 18:00〜20:00 (開場 17:30)
兵庫県立美術館(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1-1)
兵庫県立美術館にて、夜間ツアーを開催します。藤田嗣治の作品を学芸員の解説を聴きながら、静かな環境でじっくりと鑑賞できる貴重な機会となっています。解説をお聞き頂いた後は、自由時間となっておりますのでご自分のペースでご鑑賞いただけます。昼間とは雰囲気の違う美術館でゆったりと作品をお楽しみいただけます。
※当日は兵庫県立美術館 展示棟1F レクチャールームへお越しください。
時間 | 内容 |
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17:30~ | 受付・レクチャールーム集合 |
18:00~ | 作品解説(レクチャールームにて) 《兵庫県立美術館 学芸員 特別展・国際交流グループリーダー 西田桐子 氏》 |
18:30~ | 自由鑑賞(学芸員が最初、会場に同行し、質問等があれば個別に対応いたします) 鑑賞後、自由解散 |
MOU-ICHIDO 科学部
〜教科書から始まるフロンティア〜
科学はどんどん進む。大学で科学の最先端を追求した日々を懐かしむ人も多いだろう。
社会人になった今は、学校で理科や数学を教える先生でさえも、科学研究の最新成果を知る機会はなかなかない。教科書の先に広がる科学の今を想像し、ワクワクした気分になるのは大人も同じはず。
もし先生なら、生徒に教科書の先に広がる科学の今を語りたい。それが生徒の学ぶ意欲を掻き立て、未来を創造する力を育むことを知っている。
そんな皆様に、もう一度、科学部の部活動に参加している気分で、最新の科学の様子に触れられる場所を目指します。
※「MOU-ICHIDO科学部」は3回の講義となります。
iPS細胞が医療技術になるまでの道のり
- 時間
- 2016年11月26日(土) 16:00〜17:30 (開場 15:30)
- 会場
- CAFE Lab. / グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル1F
今年はiPS細胞が誕生して10年目。2006年にマウスのiPS細胞、2007年にヒトのiPS細胞の樹立を山中伸弥教授が発表してから、研究室内は異常とも感じるめまぐるしい日々が過ぎています。
2014年夏に始まった理化学研究所による世界初のiPS 細胞を用いた臨床研究を皮切りに、iPS細胞を用いる再生医療の試みが本格化されつつあります。京都大学iPS細胞研究所では、2015年夏に再生医療用iPS細胞の提供を開始しました。この影にはiPS細胞の医療応用の可能性を信じて、数々の問題を解決してきた多くの研究者がいます。今回は、教科書には載っていないiPS細胞の誕生からこれまでについてお話ししたいと思います。
講師
京都大学iPS細胞研究所 未来生命科学開拓部門 講師
1997年上智大学理工学部化学科卒。2002年奈良先端科学技術大学院大学博士課程修了。日本学術振興会特別研究員(名古屋大学医学系研究科薬理学講座)を経て、2004年奈良先端科学技術大学院大学遺伝子教育研究センター助手に採用され、山中伸弥研究室に加わる。以来、山中研究室の屋台骨としてiPS細胞研究に取り組み、医療用ヒトiPS細胞の開発において重要な役割を担う。
お申し込みに関する注意事項を必ずお読みください。
開催日程 | 2016年11月26日(土) |
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開催時間 |
16:00〜17:30 (開場 15:30) ※16:15を過ぎても会場に到着されていない場合は、キャンセル扱いとし、お席の確保はできかねますので、あらかじめご了承ください。 |
会 場 |
CAFE Lab. グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル1F |
定 員 |
30名(高校生以上/ 本ページからの事前申し込み / 申込先着順) ※キャンセル待ちはお受けできません。予めご了承ください。 |
参加費 | 500円(1ドリンク代) |
テーマ |
MOU-ICHIDO科学部 〜教科書から始まるフロンティア〜 iPS細胞が医療技術になるまでの道のり |
講 師 | 中川 誠人(京都大学iPS細胞研究所 未来生命科学開拓部門 講師) |
共 催 | 一般社団法人ナレッジキャピタル 株式会社KMO 大阪教育大学 科学教育センター |
お問い合わせ |
【参加に関するお問い合わせ】 一般社団法人ナレッジキャピタル TEL:06-6372-6530(平日 9:00-17:00) お問い合わせフォームはこちら |
お申し込みに関する注意事項 |
※申込みフォームからのみ受付しております。お電話・メール等では受付けいたしませんので予めご了承ください。 ※お申込み後、万が一、キャンセルをされる場合はなるべく早めのお手続きをお願いいたします。 (キャンセル手続きはご予約完了時にお送りするメールからお手続きいただけます。) ※開催日当日、開始時刻を15分過ぎても会場に到着されていない場合は、キャンセル扱いとし、お席の確保はできかねますので、あらかじめご了承ください。 ※お申込みキャンセル待ちの受付は行っておりません。悪しからずご了承くださいませ。ただし、一度、満席になった場合でも、お申込みされていた方がキャンセルされた場合、事前予約システムで空席が出ることがありますので、こまめにご確認いただければ幸いです。 |
太陽系外惑星研究 最近20年の進展
- 時間
- 2016年12月26日(月) 16:00〜17:30 (開場 15:30)
- 会場
- CAFE Lab. / グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル1F
太陽系以外にも太陽系の惑星と似た惑星はあるはずだ!この仮説から、太陽系外惑星を見つけようとする試みは100年以上前に始まりました。しかし初めての発見は1995年。しかも公転周期が僅か4日の木星型惑星。天文学者には想定外の衝撃的な発表でした。それ以来、世界中で惑星探索の研究が進み、今では5000個以上の太陽系外惑星があると言われています。今回は、1995年の発見が想定外だったのはなぜか、その後の20年間に何が起き、それが私たち人類にとってどんな意味を持つか、そのような話題を取り上げます。
講師
大阪教育大学 名誉教授
1947年岡山県生まれ。1970年京都大学理学部卒。1976年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。1975年に大阪教育大学に就職。大学院時代から恒星の分光学の研究に取り組む。その傍ら、日本の大型望遠鏡建設計画推進に関わり、1999年にすばる望遠鏡が完成。2001年に完成した大型分光器を使い、最先端の研究を自前で出来る楽しみを味わう。2013年3月に大阪教育大学を定年退職。最近は、世界中の公開データをインターネット経由で取り寄せ、それらを組み合わせたロハ研究手法を開発中。趣味は孫と遊ぶこと、犬と散歩すること、歴史小説を読むこと等。
お申し込みに関する注意事項を必ずお読みください。
開催日程 | 2016年12月26日(月) |
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開催時間 |
16:00〜17:30 (開場 15:30) ※16:15を過ぎても会場に到着されていない場合は、キャンセル扱いとし、お席の確保はできかねますので、あらかじめご了承ください。 |
会 場 |
CAFE Lab. グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル1F |
定 員 |
30名(高校生以上/ 本ページからの事前申し込み / 申込先着順) ※キャンセル待ちはお受けできません。予めご了承ください。 |
参加費 | 500円(1ドリンク代) |
テーマ |
MOU-ICHIDO科学部 〜教科書から始まるフロンティア〜 太陽系外惑星研究 最近20年の進展 |
講 師 | 定金 晃三(大阪教育大学 名誉教授) |
共 催 | 一般社団法人ナレッジキャピタル 株式会社KMO 大阪教育大学 科学教育センター |
お問い合わせ |
【参加に関するお問い合わせ】 一般社団法人ナレッジキャピタル TEL:06-6372-6530(平日 9:00-17:00) お問い合わせフォームはこちら |
お申し込みに関する注意事項 |
※申込みフォームからのみ受付しております。お電話・メール等では受付けいたしませんので予めご了承ください。 ※お申込み後、万が一、キャンセルをされる場合はなるべく早めのお手続きをお願いいたします。 (キャンセル手続きはご予約完了時にお送りするメールからお手続きいただけます。) ※開催日当日、開始時刻を15分過ぎても会場に到着されていない場合は、キャンセル扱いとし、お席の確保はできかねますので、あらかじめご了承ください。 ※お申込みキャンセル待ちの受付は行っておりません。悪しからずご了承くださいませ。ただし、一度、満席になった場合でも、お申込みされていた方がキャンセルされた場合、事前予約システムで空席が出ることがありますので、こまめにご確認いただければ幸いです。 |
ゲノム編集-その可能性の先にあるものとは
- 時間
- 2017年2月25日(土) 16:00〜17:30 (開場 15:30)
- 会場
- CAFE Lab. / グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル1F
テレビや新聞などで「ゲノム編集」という言葉を見聞きするようになりました。生命科学の世界では、「ゲノム編集」は基礎研究から再生医療や遺伝子治療などの医療分野、農業分野などの応用研究に急ピッチで広がっています。製薬企業は、ヒトの病気の治療法の開発に利用するようになりました。
今回は、ゲノム編集技術のはじまりから、遺伝子組換え技術との違い、基礎的研究から医療応用を目指す研究事例、そして倫理的課題まで、幅広くご紹介します。
講師
大阪大学大学院医学系研究科ゲノム編集センター・附属動物実験施設 准教授
1994年に京都大学農学部畜産学卒業。2000年京都大学大学院人間環境学研究科で博士号を修得後、フランス、パスツール研究所免疫学講座哺乳動物遺伝学に留学。2003年帰国後、京都大学大学院医学研究科附属動物実験施設にてナショナルバイオリソースプロジェクト「ラット」に参画。2008年からゲノム編集の魅力に取り憑かれる。2015年、大阪大学大学院医学系研究科附属動物実験施設に異動。2016年、同大学共同研附属ゲノム編集センターを立ち上げ、副センター長。
お申し込みに関する注意事項を必ずお読みください。
MOU-ICHIDOクラシック-オペラ篇-
~恋するオペラ 愛に生きたヒロインを追って~
- 時間
- 2016年12月23日(金・祝) 19:00〜20:30 (開場 18:30)
- 会場
- CAFE Lab. / グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル1F
クラシック音楽の中でもオペラには、素晴らしい音楽だけでなく、ドラマティックなストーリーがあります。そのストーリーを中心に「声」「歌」「音楽」「演出」などのあらゆる側面からの「見かた聴きかた」がオペラの醍醐味です。
究極の総合芸術としてのオペラを、今回は「椿姫」(ヴェルディ)「蝶々夫人」(プッチーニ)のヒロインの愛のカタチを追いながらオペラ歌手の晴雅彦さんにオペラの感じ方を、楽しくわかりやすく教えていただきます。
講師
オペラ歌手(バリトン)、大阪音楽大学教授
大阪音楽大学卒業。文化庁派遣芸術家在外研修員としてベルリンに留学。ドイツ・ケムニッツ市立劇場「魔笛」パパゲーノ役で欧州デビュー後、同劇場「ヘンゼルとグレーテル」「ウィンザーの陽気な女房たち」、ザクセン州立劇場「蝶々夫人」ゴロー等に出演。国内では、新国立劇場をはじめ、東京芸術劇場「イリス」「カルメン」等、全国の主要な劇場に出演。チョン・ミュンフン、ペーター・シュナイダー、ダン・エッティンガー等と共演。レニングラード国立歌劇場管弦楽団と共演等コンサートでも活躍。
「名曲リサイタル」「題名のない音楽会」等に出演。咲くやこの花賞、大阪文化祭賞激励賞、兵庫県芸術奨励賞を受賞。大阪音楽大学教授。
お申し込みに関する注意事項を必ずお読みください。
MOU-ICHIDO 地球を学ぼう
~地震・火山や生物でわかる地球の科学~
- 時間
- 2017年3月30日(木) 19:00〜20:30 (開場 18:30)
- 会場
- CAFE Lab. / グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル1F
地球科学は知っていると楽しい学問です。知っていることで、普通の景色を見るのとはまた違った観点から自然を眺めることができます。2017年2月に刊行した『地震・火山や生物でわかる地球の科学』(大阪大学出版会)では、地球の内部構造、地震、火山や温泉の種類、生命の誕生、環境の変化など、地球科学の幅広い項目を取り上げています。私たちの住む地球について、現在どのようなことまでわかっているのか一緒に学びましょう。
講師
大阪大学名誉教授、国際隕石学会フェロー、日本地球化学会元会長
1948年兵庫県生まれ。東京大学、東京大学大学院を修了。理学博士。専攻は宇宙地球科学。神戸大学助手、助教授、大阪大学助教授、教授を経て、2012年に退職。2013年東京藝大に入学するが、2016年に中途退学。他に『隕石でわかる宇宙惑星科学』などの著書。
お申し込みに関する注意事項を必ずお読みください。