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ドイツプログラム
大阪ドイツ文化センターがセレクトした一押し作品をご紹介します。
※各プログラムは完全入れ替え制となっております。キャンセル待ちは承っておりませんので、ご了承ください。
お問合せ:ショートショートフィルムフェスティバル&アジア大阪2017大阪事務局(株式会社スーパーフェスティバル)
Tel.06-6131-6881(平日10時~18時)
スケジュール
ドイツ語&英語(日本語字幕つき)
サンタマリア
エリック・シュミット / 5min. / ドイツ / コメディ / 2016
ひょんなことから宝の地図を手に入れた男は、宝探しの旅に出ることに。道中で次々と遭遇するのはギャングに、いわくありげな未亡人、買収された警察官、そして美人の女性警官―い、いや、違います。彼女は重要ではないのです。この映画はラブストーリーではないのです。
マルクス・ミシュコフスキーとカイ=マリア・シュタインキューラーによる無声短編映画
金は天下の回りもの
Markus Mischkow & Kai Maria Steinkühler / 6min. / ドイツ / 2016
借りた50€札が持ち主の手を転々とする間にあらゆる借金を弁済してゆく―現代が直面している債務危機や「金は天下の回りもの」説を皮肉ったパロディ作品。往年の名作映画のワンシーンが各所に散りばめられている。
ドイツ語(日本語字幕つき)
セントラルミュージアム
Jochen Kuhn / 14:40 / ドイツ / アニメーション / 2016
叔父の遺産として相続した美術館。
これまで一度も訪れたことはなく、初めて足を踏み入れることに…。
ドイツ語(日本語字幕つき)
集立態
フィリップ・ヴィトマン / 30min. / ドイツ&日本 / 2017
日本人哲学者、小島威彦が、ドイツの哲学者ハイデガーに宛てて手紙を書く。現代社会にひろがるテクノロジーとどのようにして折り合いをつけるべきか、助言を求める手紙だ。50年以上の時を経て、学者と意欲的な技術者の間で同じ問題が再び議論される。人類とテクノロジーがどのようにして共存し続けられるかを理解するのは難しい。
伝記的なトリビアや、神話的な物語を持ち出したり夢を並べたててみることは、物事をはっきりさせる役には全くたたない。ざらざらした映像の本作は、いつのことか定かではない風景が立ち現れ、時に水や耳障りな金管楽器の音の洪水に見舞われる。制御不可能性はリスクを最小限にしようとしている世界に切り込む方法を手に入れ、その結果、新たな危険を生み出してしまうのだ。
ドイツ語(日本語字幕つき)
抜け道
ジモン・シュタインホルスト、ハンナ・シュトラークホルツ / 20min. / ドイツ / アニメーション・ドキュメンタリー / 2016
人生の意味は何だろう?ドラッグや窃盗の罪で刑務所行きを繰り返すアレクサンダー・Kが、自身の日常についてその幸福と苦難を語る一方、麻薬取締り捜査官のバウシャート刑事が犯罪の常習性について厳しい視線を向ける。犯罪と日常を繊細なアニメーション画で描いたドキュメンタリー作品。
コール・オブ・キュートネス
ブレンダ・リエン / 4min. / ドイツ / アニメーション・実験的 / 2017
猫たちのあどけない映像からうって変わって悪夢の消費社会で起きている私たちの知らない事実が映し出される。世界中で無秩序に弄ばれる猫の体。物が偶像化され、主観は誰もが手にできる物へと形を変える。猫の体は、天然の嗜好品として権力や欲求、嫌悪のはけ口になってゆく。
スケジュール