神戸デジタル・ラボ

ACTIVE Lab. アクティブラボ
未来のXクロスを共に創る

Kobe Digital Labo(以下、KDL)は、前進・探求・共創を大切に、お客様、地域社会、仲間と共に考え、挑戦することで、まだ見ぬ価値を形にしています。
この展示では、KDLがテクノロジーとアイデアを駆使して社会の未来に挑む取り組みをご紹介しています。

インタビュー

“まだ見ぬ価値”を形に
KDLが挑む共創のかたち

株式会社神戸デジタル・ラボ
Knowledge capital Digital Leader
(略してKDL)
デジごん

:ザ・ラボに参画された目的を教えてください。

私たちKDLは、テクノロジーとアイデアの力で、世の中の“まだ形になっていない価値”を見つけ、形にしていくことをミッションとしています。「The Lab.」への参画は、その姿勢や挑戦のプロセスを多くの方に体感していただける貴重な機会だと考えました。

:具体的に、この場でどういった活動をされてきましたか?

今回は、KDLの多彩な挑戦を象徴する5つの取り組みをご紹介しています。それぞれが異なる社会的ニーズや課題に向き合っており、活用シーンも多様です。

<人流解析アプリ>
カメラ映像をAIで分析し、ブース内の混雑状況や来場者の服装・行動を検知、さらに生成AIが自動でレポートを作成する仕組みです。この技術は、商業施設やイベント会場、観光地などにおいて、混雑対応やサービス改善を効率化したい運営者の方々の業務負担を大幅に軽減することが期待されています。

<AIによる生態観測>
神戸のベイエリアにある人気の都市型水族館 劇場型アクアリウム「atoa(アトア)」と共同で取り組む、AIを活用した生態観測の実証実験をご紹介しています。本プロジェクトでは、アトアの飼育エリアに設置されたカメラ映像をもとに、動物(カピバラ)をリアルタイムで識別・追跡し、その行動を履歴としてデータ化・可視化するシステムを開発しました。
本取り組みは、水族館の課題解決に挑戦する実践的インターンシップとして実施しており、すべての工程にKDLのインターンシップに参加する学生が携わりました。AI技術の応用だけでなく、現場との連携や課題解決のプロセスそのものを学べる貴重な機会となっています。

<宇宙教育プロジェクト「未来の宇宙リーダーズ」>
「宇宙に行ったら何したい?」をテーマに、子どもたちの自由な発想を募る参加型展示や、人気の宇宙クイズを用意しました。中には大人でも少し悩むようなクイズもあり、お子さんはもちろん、大人の皆さんにも楽しんでいただける内容になっています。ぜひ挑戦してみてください。
この体験型プログラムは、正解のない宇宙というテーマに触れながら、子どもたちは自ら考え、発言し、他者と対話するプロセスを通じて、自然と学びを深めていけるよう設計されています。
21世紀に必要とされる4つの“C”(創造力・思考力・協働性・対話力)を育むことを目指しており、与えられた答えを覚えるのではなく、自ら問いを立て、挑戦していく姿勢を引き出します。 将来的には、学校や自治体との連携による教育コンテンツとしての展開も期待されています。

<オフィスでしか得られない社員同士のつながりを>
専用のディスプレイや複数のセンサー機器を使わずに、空間が操作できる次世代のゲームアプリ「Garden Leap(ガーデンリープ)」を展示しています。ユーザーは、小型の光学式ハンドトラッキングカメラ1台を首に掛けるだけ。画面に向かって手や指を動かすと、カメラがその動きを検知し、モニターに映る物体をつかんだり動かしたりすることができます。展示では、KDL公式キャラクター「デジごん」が蹴るサッカーボールからゴールを守るゲームなどに挑戦することができます。 このアプリは、出社を前向きに楽しめるオフィスづくりを目指して、社員が主体的に発案・開発したものです。 ハイブリッド勤務時代の新しい働き方のなかで、オンラインだけでは得られない社員間のコミュニケーション促進を模索する企業にとってのヒントになる内容です。

<SDGsへの意識を高めるIoT工作「デジゴン」>
物体検出センサーと小型コンピュータを組み合わせたIoTの仕組みが内蔵されており、「デジごん」の口にペットボトルキャップを入れると、センサーが検知し、「ペットボトルのキャップおいしいごん!」「今のペットボトルのキャップはちょっとだけ甘かったごん!」 などの音声約20種がランダムで再生されます。 いずれの展示も、KDLが得意とする「技術×発想×現場感覚」が活きた、“挑戦のかたち”です。
(デジごんより)
ぼくは、社員のみんなが“SDGsって何だろう?”って考えはじめたことをきっかけに、ペットボトルキャップの回収を、もっと楽しくできたらいいな〜って気持ちをこめて、手作りしてもらったんだごん!
会場に来たら、ぜひぼくにキャップを食べさせてね♪ どんなセリフが飛び出すかは、食べてからのお楽しみだごん!

:展示や活動を通じて、期待していることって何ですか?

KDLが提供する技術やアイデアは、その多くが「社会や現場の課題を、どうすれば前向きに解決できるか?」という視点から生まれています。 一見すると難しそうに思える技術も、その出発点は「人の気づき」や「誰かの困りごと」にあります。
今回の展示を通じて、「これ、自分の身近な課題にも応用できそう」「KDLとなら、何か面白いことができそうだ」と感じていただけたなら、とても光栄です。 そして、来場された方の中から 「こんな会社と一緒に新しいことに取り組んでみたい」という企業様、 「こんな会社で一緒に挑戦してみたい」という学生の皆様と、 この場をきっかけに新たなご縁が生まれれば、私たちにとって何よりの喜びです!

基本情報

企業・団体名 神戸デジタル・ラボ
ホームページ https://www.kdl.co.jp/
展示スペース The Lab. 2階 (グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル2階)

展示内容

フロアマップ

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