- ナレッジキャピタル部門受賞者一覧
賞 | 団体名 | 作品タイトル |
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グランプリ | 音羽電機工業株式会社x明神 智久 | アフリカの子供たちを雷から守る |
準グランプリ | iPresence合同会社 | 介護施設向け自動運転見回りテレプレゼンスロボット CARE-JIRO |
準グランプリ | 東京大学大学院 廣瀬・谷川・鳴海研究室 | Magic Table |
近畿経済産業局長賞 | VisLab OSAKA / エアフローティングメディア委員会 | エア・フローティング・メディア展 |
優秀賞 | 藤田 玉蘭・株式会社ズームス 保田 充彦 | VR書道パフォーマンス 浮遊書(フユウショ) |
優秀賞 | 国立大学法人 滋賀大学 / 一般社団法人 人工知能応用センター | ノンコーディングAIツールH2Oで日本を解決! |
優秀賞 | 株式会社VoL-i | 震災から学ぶ都市防災 |
介護業界の人材不足により、夜間の定期巡回や緊急時の対応が十分に出来ない事業所が多い中、その問題を解決するために開発されたロボット。ロボットが自動で夜間でも介護施設内の廊下と各部屋の巡回し、動く人を検知した場合、センターに通知を飛ばします。オペレーターや施設スタッフがロボットを経由して遠隔で会話することにより、通知からかけつけるまでの時差をうめることを実現。
ルワンダからのインターン生との交流をきっかけに、雷多発地帯の命を守るための活動を展開する中、避難行動が最も重要だと感じた。そこで、子供たちにもわかりやすく行動がとれるように、雷から身を守る方法を盛り込んだ新しいオニごっこを子供たちと一緒に考えるワークショップを開催。世界の困っている人に役立つという目的を共感するとともに、ルールを作るという学びも実践。現在、6つの雷オニごっこ案を現地語化し、子供たちに届ける準備を推進中。
プログラミングが不要なオープンソースAIツールH2Oの普及を目的に「日本H2Oコミュニティ(JHC: Japan H2O Community)」を立ち上げ。H2Oは,米国H2O.ai社製で、誰でも無料で使用ができ、インストールして起動すると、いくつかパラメータを設定するだけですぐにAIが実現。現在、コンテンツの作成および日本語化、そしてユーザサポートを通じて日本の労働力不足の解消を目指している。
現実空間にある正方形のテーブルを触りながらその周りを歩く際、リダイレクションを用いてバーチャル空間の視点を操作すると同時に、センサーで取得した手の位置をテーブルの形に合わせて変換することで、三角形や五角形のテーブル周りを歩いているように感じさせることができるデモ。今後は、視覚・触覚のほか、聴覚などさらに別の刺激を加えたり、もしくは、テーブルのサイズが変化していると感じるような映像の操作を行い、人の空間知覚に関する研究を進める予定。
空中に浮遊する新しい表現メディアである「エア・フローティングメディア」を利用した作品展。新しい表現メディアとして普及・定着させるために、継続的に開催。新しい未来を創るのは次世代の若者達であるという考えから学生(大学生、高校生)が中心となりイベント企画から作品制作までを行い、子どもから年配の方まで多くの人に驚き・楽しさ・感動を提供。活動の中で空中映像を主軸にしてリアルとバーチャルを組み合わせた新しいAR(拡張現実感)の提案など来場者の反応を観察しながら技術や表現を改良・発展させている。
書道家・藤田玉蘭氏と、VR コンテンツ制作の株式会社ズームスの異色コラボレーションから生まれたデジタル・パフォーミングアート。玉蘭氏の直筆の書をデジタル化し、VR 内の3次元空間に立体的な書を描くことで非現実的な体験が可能。今後はパフォーマンスとしての完成度を上げ、プロジェクション・マッピングなども取り入れた「VR パフォーマンス」として提供することを目標に制作活動を継続中。
近年多発する、地震等による大災害後に、地盤や建造物のダメージの早期把握を目的とし、パソコンによる「BIM」と3Dスキャナーを併用して、震災後の危険エリアの可視化と早期避難を実現します。調査員や応急危険度判定士不足にも対応し、特に被害の大きい場所での2次災害からの避難誘導に効果を発揮します。
※「BIM」とは、パソコンによる3次元設計手法の一つで、建築の設計図作成や空間のVR化、環境シュミレーション等の機能があり、現在、その技術を向上させる研究会を主宰中。
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