SpringX 超学校 世界の課題 食と農

第4回 湿度で農業と遺跡を守る新技術

開催日時
2023年10月17日(火) 20:00〜21:00
開催形式
YouTube Liveによるオンライン開催
参加費
無料

農業は、人々を豊かにしてきたが環境破壊や地球温暖化を進める要因の1つでもある。昨今、世界中で砂漠化や塩害化が進み年間750~780億tの土が失われ続けており『人工土壌』や『人工培地』が注目を集めている。農業は、世界の淡水の約70%の水を利用する。Cultiveraが開発した特許栽培技術の人工培地「Moisculture」は、従来の栽培法と比べ10分の1の水量で植物を育てることができる上、農業排水もゼロ。「地下水が枯渇して崩れゆく遺跡を守りたい。」大学時代にカンボジアの遺跡発掘や景観・文化保存の活動に携わる中で芽生えた農業開発への想いと環境破壊の関係性について豊永さんからお伺いします。

講師紹介

豊永 翔平 氏

Cultivera Inc. Founder&CEO / Pomona Farm Inc. 代表取締役CEO

1989年愛知県生まれ。早稲田大学考古学研究室にてカンボジアの遺跡発掘、景観・文化保存の活動に携わる。 その際アジア各国で目にした文化遺産の周りに起こる環境破壊や、産業の欠如から起こる若者の都市部一極集中に疑問を覚え、地域の基盤産業を作るべく環境保全と両立する農産業の可能性を探る。 2016年にCultivera LLCを設立。独自特許技術のMoiscultureをプラットフォームに様々な農業技術の研究開発を行いながら、自身でも三重県多気町にて農業法人PomonaFarmの運営を行っている。

ファシリテーター

岩佐 大輝 氏

株式会社GRA代表取締役CEO / 武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 (武蔵野EMC) 教授

1977年、宮城県山元町生まれ。日本および海外で複数の法人のトップを務める起業家。
2002年、大学在学中にITコンサルティングサービスを主業とするズノウを起業。2011年の東日本大震災後は、壊滅的な被害を受けた故郷山元町の復興を目的にGRAを設立。アグリテックを軸とした「東北の再創造」をライフワークとするようになる。農業ビジネスに構造変革を起こし、ひと粒1000円の「ミガキイチゴ」を生み出す。 著書に『99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る』(ダイヤモンド社)、『甘酸っぱい経営』(ブックウォーカー)、『絶対にギブアップしたくない人のための成功する農業』(朝日新聞出版)がある。人生のテーマは「旅するように暮らそう」。趣味はサーフィンとキックボクシング。

田村 典江 氏

事業構想大学院大学 専任講師 / 一般社団法人FEAST 代表理事

兵庫県出身、京都市在住。京都大学大学院農学研究科博士課程にて学位取得後、農林漁業や農山漁村を専門とする民間シンクタンクに就職。2016年より、総合地球環境学研究所に移り、持続可能な食と農の未来に向けた転換経路の研究や、食と環境と健康の三すくみに関する研究を行う。2022年4月より現職。専門はローカルで小規模な農林漁業の実践や制度、持続可能な食と農、コモンズ論など。

開催概要

開催日時 2023年10月17日(火) 20:00〜21:00
開催形式 YouTube Liveによるオンライン開催
参加費 無料
タイトル SpringX 超学校 世界の課題 食と農
第4回 湿度で農業と遺跡を守る新技術
講師 豊永 翔平 氏 (Cultivera Inc. Founder&CEO / Pomona Farm Inc. 代表取締役CEO)
ファシリテーター 岩佐 大輝 氏 (株式会社GRA代表取締役CEO / 武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 (武蔵野EMC) 教授)
田村 典江 氏 (事業構想大学院大学 専任講師 / 一般社団法人FEAST 代表理事)
主催 一般社団法人ナレッジキャピタル
注意事項 ※進行状況により予定の時間が変更する場合がございます。予めご了承ください。
お問い合わせ SpringX事務局:springx@kc-i.jp
TEL:06-6136-6386
受付時間:平日 10:00〜17:00

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