大阪は水の都。長い日本の歴史の中で、大阪にはいつも、国内外から新しいモノや情報が集まってきました。それらは「財」となり、「知」を育み、「美」を生み出しました。大阪は、学問や芸術、宗教など、教養にかかわる豊かな文化を営み続けた街でもあるのです。
「教養」というと堅苦しく聞こえるかもしれません。大阪にいた先人たちは「知」や「美」を「遊ぶ」心を忘れなかった。だからこそ、型にはまらず、常に「知」や「美」が新しい価値へと動き続けられたのかもしれません。ここが大阪の人たちの面白いところです。
今回のシリーズでは、大阪の神髄を知る各界の専門家とともに、聞き手を交えての対談形式で、大阪の「知」や「美」の世界をご紹介します。
MOU-ICHIDO大阪文化②
美術を愛する実業家の見た夢-山本發次郎と慈雲、白隠、佐伯祐三-
- 時間
- 2018年5月30日(水) 19:00〜20:30 ※開場18:30
- 会場
- CAFE Lab. / グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル1F
中之島に建設中の大阪市立新美術館。所蔵品の中核は大阪の実業家・山本發次郎のコレクションです。山本は慈雲など精神性の高い高僧の墨蹟から収集し始め、パリで夭折した佐伯祐三の作品をコレクションし、さらには白隠をフォーヴィスムと関連づけて論じました。昨今、文化芸術が軽視される中、今回はそれらの作品を紹介し、当時の大阪の実業家の高い美意識と社会的使命感について紹介します。聞き手は煎茶家・佃一輝氏です。
講師
大阪大学総合学術博物館教授
1958年大阪市中央区島之内生まれ。東京藝術大学助手を経て大阪市立近代美術館建設準備室主任学芸員。現在は大阪大学総合学術博物館教授・前館長。専門は近世近代美術史。著書に編著書に『大大阪イメージー増殖するマンモス/モダン都市の幻像』(2007年創元社)など。
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開催概要
開催日程 | 2018年5月30日(水) |
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開催時間 |
19:00〜20:30 (開場 18:30) ※19:15を過ぎても会場に到着されていない場合は、キャンセル扱いとし、お席の確保はできかねますので、あらかじめご了承ください。 |
会 場 | CAFE Lab. グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル1F |
定 員 | 50名(高校生以上/ 本ページからの事前申し込み / 申込先着順) ※キャンセル待ちはお受けできません。予めご了承ください。 |
参加費 | 500円(1ドリンク代) |
テーマ | MOU-ICHIDO大阪文化② 美術を愛する実業家の見た夢-山本發次郎と慈雲、白隠、佐伯祐三- |
講 師 | 橋爪 節也(大阪大学総合学術博物館教授) |
お申し込みに関する注意事項 |
※申込みフォームからのみ受付しております。お電話・メール等では受付けいたしませんので予めご了承ください。 ※お申込み後、万が一、キャンセルをされる場合はなるべく早めのお手続きをお願いいたします。 (キャンセル手続きはご予約完了時にお送りするメールからお手続きいただけます。) ※開催日当日、開始時刻を15分過ぎても会場に到着されていない場合は、キャンセル扱いとし、お席の確保はできかねますので、あらかじめご了承ください。 ※お申込みキャンセル待ちの受付は行っておりません。悪しからずご了承くださいませ。ただし、一度、満席になった場合でも、お申込みされていた方がキャンセルされた場合、事前予約システムで空席が出ることがありますので、こまめにご確認いただければ幸いです。 |
お問い合わせ |
一般社団法人ナレッジキャピタル TEL:06-6372-6530(平日 9:00-17:00) お問い合わせフォームはこちら |