World OMOSIROI Award
第2回 選考委員
宮原 秀夫
一般財団法人アジア太平洋研究所 所長。2007年独立行政法人情報通信研究機構(NICT)理事長(~2013年3月)。
2016年 NHK経営委員会 委員。2012年 一般社団法人ナレッジキャピタル代表理事 就任。現在に至る。
宇川 直宏
幅広く極めて多岐に渡る活動を行う全方位的アーティスト。既成のファインアートと大衆文化の枠組みを抹消し、現在の日本にあって最も自由な表現活動を行っている自称「MEDIA THERAPIST」。2010年3月に突如、個人で立ち上げたライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」は、開局と同時に記録的なビューアー数を叩き出し、国内外で話題を呼び続ける。2015年12月、高松市が主催する『高松メディアアート祭』ではゼネラルディレクター、キュレーター、審査委員長の三役を務め、その独自の審美眼に基づいた概念構築がシーンを震撼させた。
ゲルフリート・ストッカー
オーストリアのリンツに拠点を置く、メディアアートの世界最高峰機関「アルスエレクトロニカ」の芸術監督として世界的に活躍。
1995年のアルスエレクトロニカ芸術監督就任以来、アルスエレクトロニカ・センターの先駆的な新しい展示の戦略を開発、施設内のR&D部門となるアルスエレクトロニカ・フューチャーラボを設立するなど、芸術家や技術者のクルーを率いて積極的に活動している。
ピーター・フランクル
1971年国際数学オリンピック金メダル獲得。オトボス大学数学科入学。1975年パリ第7大学国費留学。1977年数学博士号取得。ソ連科学アカデミーに招かれる。1978年ハンガリーサーカス学校で、舞台芸人の国家資格を取得。1979年 フランスに亡命。1980~88年英国、西ドイツ、インド、米国、スウェーデンなどに招かれ講演、共同研究を行うと同時に、各国の路上で大道芸を披露。 1987年フランス国籍取得。1988年~日本在住。 1998年ハンガリーの最高科学機関であるハンガリー学士院のメンバーに選ばれる。現在算数オリンピック専務理事。
土佐 信道
中小企業スタイルで、さまざなナンセンスマシーンを開発し、国内・海外で展覧会やライブパフォーマンスを行うアートユニット。プロダクト開発も積極的におこない、「オタマトーン」は国内外で 12 万個の大ヒットし2010 年おもちゃ大賞を受賞。
また 2011年8月、フランスで開催された「TRANSFORMER 展」において明和電機の全製品を展示。2013年7月には、文化庁文化交流使の指名を受け渡仏、スペイン人振付家ブランカ・リーによる明和電機の楽器やコスチュームを持ちいたダンスパフォーマンス「ROBOT !」に参加。(現在もロングラン上演中)。2013年、赤坂ブリッツで 20 周年記念ライブ、金沢 21 世紀美術館にて展覧会を開催した。
飛鷹 全法
東京大学法学部卒。大学院在学中にITベンチャーの立ち上げに参画、ソフトウェアの開発に携わる。その後、株式会社ジャパンスタイルを設立。国際交流基金などの事業で、中央アジア、中東、カナダなどで津軽三味線や沖縄音楽をはじめとする伝統音楽の舞台制作を行う。2007年より経済産業省主催の海外富裕層誘客事業(ラグジュアリートラベル)の検討委員に就任。また、地域ブランディング協会の理事も務める。
中野 信子
東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了医学博士。
世界で人口上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。現在は横浜市立大学客員准教授、東日本国際大学教授。脳や心理学をテーマに研究や執筆活動を精力的に行っている。ポップアートの画家、キース・へリングを崇拝している。著書「脳内麻薬」、「あなたの脳のしつけ方」など多数。番組テレビ朝日「ワイドスクランブル」、TBS「ビビット」などに出演。