こんにちは。クリスティーン・ピルカベージです。はじめまして！

私が住む米国マサチューセッツ州ケンブリッジについて、これから数カ月間、ご紹介できることをとても楽しみにしています。私はマサチューセッツ工科大学（MIT）でMITジャパン・プログラムを運営しています。このプログラムはMIT国際科学技術イニシアティブの一環でもあります。グレーターボストン（ボストン大都市圏）屈指の観光名所でもあるMITで働いている私から、当校について簡単に説明させてもらいます。

1861年に創立されたMITは当初、ボストン市内にありましたが、ちょうど100年前にチャールズ川を挟んだ対岸のケンブリッジ市内に移転しました。今年は移転100周年を記念したパレードやシンポジウム、ダンスパーティーなどが盛大に開催されました！　MITは地下鉄ケンドール／MIT駅のすぐそばの便利な場所にありますが、私はたいてい徒歩かバスで通勤しています。科学、技術、工学のプログラムや研究で有名で、あのビル・クリントン元大統領もかつて、MITには「米国一の技術移転プログラム」があると述べています。MITの学生は多くのスタートアップ企業を立ち上げていますし、当校の特許出願数は世界中の大学のなかでもトップクラスです（1）。

キャンパスはとても美しく、ヘンリー・ムーアやアレクサンダー・カルダー、パブロ・ピカソらの作品など、パブリックアートのコレクションを楽しむことができ、著名な建築家がデザインした建物もあります。私のお気に入りはエーロ・サーリネンが手掛けたMITチャペルで、自分の結婚式もこのチャペルで挙げたんですよ。

それではまた次回。じゃあね！

（1）出所『 ボストンマガジン 2012年11月号 』：http://www.bostonmagazine.com/2012/10/mit-important-university-world-harvard/