ヤードムはどんなもの?なぜタイ人以外にも人気なの?
タイは熱帯の国で、特別に暑いです。混雑している所、換気が悪い所、暑い所にいる時は、気分が悪くなり、めまいや卒倒することはごく普通のことです。そしてこういう時、タイ人はヤードムを使います。いつでも、どこでも使いやすいし、安心するのです。
このヤードムは一般的な家庭薬です。保健省の発表によると、伝統医学の一種に分類されています。最近、伝統医学の勉強をする人は少なくなりましたが、この薬の中にタイのハーブを使っていますので、相変わらずヤードムを使うのは人気です。主なハーブはボルネオ・カンファ―やメンソール(ペパーミントみたい)や樟脳などを使っています。ハーブによって効果は色々あります。ヤードムの効果がよく効くのはめまい、貧血、風邪や鼻づまりなどです。このような効果は初めて使ってみると、少しびっくりするかもしれません。ミントの香りが強いのでスース―する感じです。
実はアジアの歴史において、6,000年ほど前に中国はハーブと香料を発見しました。同時にエジプトでもハーブを使い始め、ハーブの香りのアロマを使って治療していました。そしてヤードムのようなものになりました。しかし、タイでは昔中央部の人は最初のヤードムはザボンの皮(タイの果物)とハーブの香りを使って体をすっきりさせ元気をもらっていました。何度もハーブ類を変えたり、量を変えたりしました。ですから、今ではヤードムの香りは昔とは違います。優しい香りもあり、強い香りもあり、そのどちらの香りが違っていても効果は同じといわれています。ヤードムを売る場所は薬局、コンビ二、小売店などどこでも買う事ができます。タイ語で「ヤードム」だけですぐに通じます。ヤードムの意味はヤー=薬、ドム=嗅ぐのことです。
タイ人にとって、ヤードムは生活に欠かせないものの一つです。英語では 「Must Have Item」ですね。ヤードムは色々な種類、パッケージ、サイズがありますが、一番人気なのは棒のような形です。大きいサイズの中身は香りと鼻に優しいです。どちらも嗅ぐと、リフレッシュして結構エネルギーをリチャージでき、風邪を引いたり、鼻詰まりになったり、疲れたりする時、又めまいになりそうな時にも使えるのでおすすめです。使い方はとても簡単で、ヤードムの蓋をとって鼻の近く10から15センチくらいを持って嗅ぐので十分ですが、ただ嗅ぐだけではなく、他の効果もあります。使ったことがない人はヤードムの1本で2つに分けられるのを知らないと思います。実はヤードムは2つの部分があり、上のほうは嗅ぐため、下のほうは塗るためです。塗るのは香りがうすくなると詰め替えができ、虫に刺された時に塗ったりします。またある人はリラックスするためにこめかみに塗ってグルグルとマッサージをします。そしてタイ人がいつもしているのは眠たくなる時に目の下にヤードムを塗ってしまうことです!!!私もよくやっていますが、目に入ったら危ないので注意しないといけないです。
しかし、知らない外国人にとって、タイ人がなぜヤードムを使うときに鼻の穴に刺して使っている?面白いでしょう?うん、私もそう思います!!このために何度も日本の人気番組がタイへ撮影しに来ていてこの珍しいことを楽しんで話していました。その番組が放送されてから、タイのヤードムは知れ渡りました。必ず日本、中国、他の国からの観光客はタイにたくさんのお土産を買いに来ます。一つの人気商品としてヤードムを買わなければなりませんね!!