• 2024.07.05
  • 7月7日 – 誕生日と世界の祝日
7月7日は、私にとって特別な日です。なぜなら、私の誕生日だから! 個人的には新しい一年の始まりを祝う日なのですが、様々な文化圏や世界の各地ではそれぞれ違った祝日に指定されています。今回のブログでは、7月7日に制定されている主な祝日と、人々がどのようにこの日を祝っているのかをご紹介したいと思います。

七夕(日本)
最もよく知られている7月7日の行事のひとつが、日本の七夕(星祭り)です。七夕は中国の古い伝説に由来し、天の川をはさんで向かい合う織姫(織女)と彦星(牽牛)が年に1回だけこの日に会うことが許される、と言われています。七夕の時期になると、カラフルな紙の飾りとお願い事を書いた短冊を吊るした美しい笹かざりが登場します。通りや公共スペースは笹かざりに彩られ、街はなんとも神秘的な祝祭ムードに包まれます。

独立記念日(ソロモン諸島)
1978年7月7日に英国統治から独立したソロモン諸島では、この日は独立記念日に制定されていて、文化イベントやパレード、この国の島々の豊かな伝統や団結力を表す集会などが開催されます。この日、様々な島や地域から人々が集結し、国の誇りと独立を祝います。

イワン・クパーラ(スラブ諸国)
ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、ポーランドなどのスラブ民族が暮らす国の一部では、7月7日は紀元前まで遡るスラブ民族の伝統的な祝日、イワン・クパーラ(Ivan Kupala)です。夏至を祝うこの日、水と火、受胎にまつわる様々な儀式が行われ、参加者は焚き火を飛び越えたり、この日の夜だけに咲くとされる神聖なシダの花を探したり、川などで行われるゲームに興じたりします。イワン・クパーラは自然と愛を祝う、活気に満ちた真夏の祝祭です。

サバサバ(タンザニア)
タンザニアでは、7月7日は1954年のタンガニーカ・アフリカ民族同盟(TANU)の創設を祝うサバサバ(Saba Saba)の日です(「Saba」はスワヒリ語で「7」を意味します)。この日、東アフリカ最大規模の国際展示会であるダルエスサラーム国際商業祭「サバサバ」が開催され、様々な企業や団体が製品や革新的な技術を展示します。7月7日はタンザニアでは歴史的にも経済的にも重要な日なのです。

特派員

  • ダニアール・バクチエフ
  • 職業公務員

はじめまして。ダニアールと申します。公務員です。キルギス共和国に住んでいます。趣味は本を読むことです。また、旅行やいろいろな食べ物を味わうことも好きです。よろしくお願いします。

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