ブリストルは、着いてすぐに「ここはただの街じゃない」と感じさせてくれる場所でした。大学街ならではの活気にあふれ、街角にはあっと驚くようなストリートアートが点在する、とてもすてきなところです。
ウェールズの首都カーディフは、歴史ある中心街とすてきなベイエリアという二つの顔を備える街。湾沿いを歩いて回るだけでも丸一日はかかります。ただし、ミレニアム・センター(Millennium Centre)で特別なショーなど開催されていれば、話はまた別です。
ブリストルでは、早起きしてまずは街指折りの美しい教会である聖メアリー・レッドクリフ教会(St. Mary Redcliffe Church)を訪れることにしました。偶然にも宿泊先のホテルの目の前にありました。
続いて、エイボン川にかかる雄大な吊り橋、クリフトン吊り橋(Clifton Suspension Bridge)へ。東にはクリフトン村が広がります。ブリストルの郊外に位置するとても美しい村ですが、やはり絶景はこの吊り橋です。
橋では風があり車も多くて、高所恐怖症の私は思った以上に揺れを感じましたが、隣接する丘から見下ろす風景はまさに絶景でした。
12月だというのに晴天に恵まれ、市内に戻る道すがら、中心部を散策しました。軽く食事をして観光案内所に立ち寄り、カーディフ行きの下調べをしました。
残念ながら、楽しみにしていた、あの有名な色とりどりの家並みを見に行くには遠すぎるし、SSグレート・ブリテン号を見学するほどの時間もありません。代わりに、小さなクリスマス・マーケットをいくつか回って、荘厳なブリストル大聖堂(正式名the Cathedral Church of the Holy and Undivided Trinity)へ向かいました。
圧倒的な大きさと美しさを誇り、世界的に知られ、称賛されている教会です。ミレニアム・スクエアを一望できる絶好の場所に位置しています。
すぐ近くにはブリストル市議事堂があり、その前には小さな公園も広がっています。
また、帰り道にはバンクシーの代表作の一つ「Well-Hung Lover」を見つけました。まったく偶然の発見でした。
土曜日の夕方にカーディフに向かいました。到着後、短時間ですが歩いてみて強く心に残ったのは、もちろんカーディフ城(Cardiff Castle)です。日曜日はここから街巡りを始めることにしました。
2000年近くに及ぶ長い波乱の歴史を持つこの城は、18世紀後半にビュート侯爵家の手に渡りました。その後、1947年にカーディフ市に寄贈され、現在は国の歴史的建造物となっています。
強固にそびえる城壁は、この城が建設された当初には存在しませんでした。城は度重なる破壊に遭い、作り直されてきました。現存する最も古い建造物は中央にある要塞で、堀に囲まれた小高い丘の上に立ち、その歴史はノルマン時代までさかのぼります。
城壁以外にも、建物や時計塔などがこの数百年の間に増築されており、外周に沿って造られた地下トンネルは第二次世界大戦中には防空壕として使用されました。
私は少しのんびり時を過ごし、広大な中庭を巡ったり、城壁の上や内部を散策したりしました。この城で最も魅力あるスポットともなっている、最古の塔の中にも入りました。
さて、次に向かったのはセント・デイビッド・デウィ・サント ショッピングセンター(St David's Dewi Sant shopping centre)。何か軽食でもと思ったのですが、とにかく広くて雑然としているので、フードコートを見つけるまでにかなり時間がかかってしまいました。
桟橋側にはバーやレストランが立ち並び、ストリート・パフォーマーたちが定番のクリスマスキャロルを演奏していました。向かい側には、堂々とした三つの建物からなるウェールズ議会(the National Assembly for Wales)がカーディフ湾を望むように居を構えています。そのすぐ近くには、絵のように可愛らしいノルウェー教会アート・センターがあります。かつてはノルウェー教会として存在し、英国の作家ロアルド・ダールが洗礼を受けた場所としても知られています。
隣接する公園で、彫像の間を歩きしばし散策を楽しみました。ここからはBBC Cymru Walesの本部が見えます。特に「ドクター・フー」シリーズの撮影場所として有名な場所です。
中心部へ戻ってからは、あてもなく歩行者天国の通りをぶらつき、カーディフの雰囲気を存分に味わいました。
- 2026.02.20
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