• 2024.06.19
  • 月が地平性から浮かび上がる『ボンダイ・ビーチ』
オーストラリア、シドニーを代表するビーチといえば、『ボンダイ・ビーチ』が有名ですよね。ボンダイ・ビーチはシティからわずか7キロの位置にあり、アクセスも良く、都会に住んでいながら気軽に立ち寄ることができます。

私はボンダイ・ビーチまで車で15分程のところに住んでいるのでいつでも行けるという感覚があったので滞在して1ケ月過ぎてもまだ訪れていませんでしたが先日友人が声をかけてくれたこともあり、数人の友達と夕方のボンダイビーチへでかけました。

暫くシドニーに滞在して感じたことは、シドニーは大都会でありながら少し歩くと大きな公園が沢山あり、また海も近く自然に触れ合いながら生活ができるということ。美術館やイベント行事が多いこと。図書館も多いので毎日違う図書館に通ったりもしていました。

ボンダイ・ビーチも、美しい海はもちろん、グルメやウェルネス、ファッションまで、「ボンダイ風」とも言える独特のカルチャーを生み出しています。私の友人は毎朝日課でなんとボンダイ・ビーチでサフィンをしてから仕事を始めるとのこと!そのパワーにも驚きです。
『サーフィンしたら?教えてあげるよ。』と言ってくれる友人がいるのですが流石にサーフィンをする勇気がない。というか、できる気が全くしません。あんな一枚のボードだけで、上に立ってバランス感覚で波に乗れるのが本当に神業しにか見えないです。

その日はサーフィンをしている人をボンダイビーチで眺めていたのですが、大きな波に乗っている姿は、芸術のように美しくて、ずっと見ていても飽きない時間でした。

ボンダイ・ビーチの楽しみ方は様々ありますが、今回私たちはビーチにある会員制クラブで、軽く食事をしてワインを飲むというちょっと大人の楽しみ方をしました。シドニーでは会員制のレストランやバーでは外国人は身分証明を提示しなければならないことが多く、この日もパスポートの携帯は必須。うっかり持って行くのを忘れると、入店できないなんてこともあるので注意が必要です。

海が見えるテラス席は夕日が見える絶好の場所です。シドニーの空も夕方になると青とピンクに染まりとても美しい風景になります。そして、日が落ちた頃水平性を眺めると今度は太陽ではなく、なんと月が水平線をゆっくりと上がってくるではありませんか!夕日が沈む風景は何度か見たことはあり、それはそれで美しいなぁ。といつも感動する私ですが、月が水平線から上がってくるのを見たことは初めてでした。これは普通のこと?と地元の友人に尋ねると、見たことないけど、もしかしたら普通のことだったのかも。。。と曖昧な返事が。ただ周りにいたレストランのお客さんも皆さん動画や写真を撮っていたので、もしかしたらとても良い瞬間に出会えたのかもしれません。



特派員

  • 藤田 博子
  • 職業書道家

日本の伝統文化である書道を海外に発信し、現地の方々との繋がり、様々な情報を発信していきたいと思います。

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