食事時間が違うためレストランの営業時間も13時~23時のところが多いです。ただメキシコはデサジュノ(desayuno)という朝食文化があるため、デサジュノのメニューがあるレストランは10時頃から営業しています。日本のように正午に昼食を食べに行ってもまだ朝食メニューを提供しているので注意が必要です。マクドナルドも12時までは朝マックしかありません。お店が混み合うのは15時頃からなので、昼食メニューになってすぐ入店するとまだ他のお客さんは誰もいないなんてこともしばしばです。
メキシコ人は毎日タコスを食べていそうなイメージかもしれませんが、家庭料理も種類が豊富でレストランやカフェにも様々な料理がありますし、スーパーにも日本のようにお惣菜などが売られているので少し紹介したいと思います。
伝統的なメキシコ料理を進化させたモダンメキシカンという料理が、メキシコだけでなく日本を含め世界各国で人気になっているそうです。
マサリク通りにあるレストラン
ルフィーノタマヨ美術館のレストラン
黒いトウモロコシで作られたトスターダス(とうもろこし粉を焼いたトルティージャを揚げたもの)
モダンメキシカンは手頃な価格というわけではないですが、おしゃれなお店で雰囲気も良く味はもちろん目でも楽しめる料理です。
スーパーではすぐに食べられるパックされたものもあります。
これはチキンとマッシュポテト、サボテンのサラダ。これで約300円
惣菜の白身魚のフライ
セビーチェもありますが、スーパーのものは辛いことが多いです。
レストランではスープはもちろんパスタなどもありますが、メキシコ人が大好きなお肉と、日本人の私はどうしても食べたくなるお魚の料理を最後に紹介します。
定番人気のアラチェラ(牛ハラミのステーキ)付け合わせにワカモレやフリホーレス(インゲン豆を柔らかく塩茹でしたもの)等、そしてトルティージャがついてくるのでお好みでタコスにして食べます。
セビーチェはペルーが有名ですが、メキシコやラテンアメリカでよく食べられる魚介類のマリネ。メキシコではトスターダスがついてくるので一緒に食べます。
鶏むね肉を薄くたたきのばして焼いたもの。この付け合わせはポテトや生野菜がほとんどです。
鶏肉と言えばメキシコでは鶏むね肉がいいとされ鶏もも肉のほうが安価なのですが、このシンプルに焼いた料理の他にミラネサ・デ・ポジョというミラノ風カツレツも人気です。
これらの料理はほとんどのレストランやホテルで提供されていて、日本人の口にも合いますし子供も食べられるので安心して注文できます。タコスでなくてもいろいろな料理にトルティージャやトスターダスが付いてくるのがメキシコならではで面白いですよ。