昨年は新型コロナウィルスの影響ですべての学校が閉鎖されましたが、ここイタリアでは今年も短期から長期にわたり、場合によっては断続的に、学校も生徒も(そして言わずもがな彼らの家族も)「DAD=Didattica A Distanza/ディダッティカ・ア・ディスタンツァ(リモート学習、遠隔授業を意味する語)」と呼ばれる、教育と学習の新しいやり方に適応しなければならなくなりました。
私の住んでいる地域は最近、甚大な水害に見舞われました。河川は氾濫し、住民は自宅から避難を余儀なくされ、また別の自動車道路橋が倒壊するなど深刻な状況にある中で、明るい話題と言えばホリデーシーズンの到来です。クリスマスの精神を保って「deck the halls(ヒイラギを飾ろう)」と、誰もが一生懸命なのです。