その1、お年寄りがすごくオシャレ。
英国紳士という言葉があるくらい、白髪のおじいさんやおばあさんでもかなりビシッとかっこよくキメて外出するのがマナーのようです。スーツを着ている人もいればビビッドな赤いコートを着ている方、様々です。そんな中、一番の衝撃ファッションが…若者に人気のあのCarharttのニット帽をかぶったおじいちゃん。いやーかっこ良かったですね~。
その2、真のレディーファースト
朝の電車はつらい。日本のようにすし詰め状態にはならないけれど、やはり人がいっぱいで席にも座れません。そんな時、とある超紳士を目にしました。目の前に立っていた20代くらいの若い女性に席を譲り、心底焦った様子で平謝りをしている超紳士。「ごめんね、携帯を見ていて気付かなかったんだ、すぐに代わるべきだったのに本当にごめん!」もちろんこんな男性がすべてではありませんが、譲ってもらった女性も嬉しそうでした。女性にモテたい世の男性はこういう術を学ぶべし(日本でしたら浮くかな…笑)。
その3、イライラしない、寛大さ
こちらはみんな残業しないので、定時になると集中的な帰宅ラッシュが発生して、それが過ぎると何かの群れが走り去ったかのように一気にほぼ人がいなくなります。笑 しかし悲しいかな、私はやはり日本人。たまに仕事を終わらせたくて人知れず残業をしてしまいます。帰る頃には日も暮れて、疲労困憊(といっても7時とか8時笑)、でも大丈夫。電車はガラガラで絶対に座れるはず!が、その日は町でサッカーか何かの試合があったようで、運悪く酔っ払った男性集団が。最悪だ…と思いながら電車に乗り込む私。酒臭いしうるさい。イライラ。更には周りにいた帰宅中の見ず知らずの男性にまで絡みだす。イライライラ。最終的に飛び跳ねながらサッカーでよく聞くあの歌(どの歌?笑)を熱唱しだす始末。おいおい、電車に乗っているのは全員サッカーに興奮した君たちみたいな人ばかりじゃないんだよ?そう言いたげに目を向ける私。その瞬間、一人も歌詞が分からなかったようで、その先を全員でハミングしだす。他の乗客、みんな吹き出す。私もなんだか笑ってしまいました。まあ、こういうのもいっか、と。楽天的な生き方を彼らから学びたいものです。
その4、バレンタインの風景
日本では今や、女性がホワイトデーのお返しを見越して男性にチョコレートをばら撒くイベントになりつつあるバレンタインですが笑、バレンタインデーはこちらでは男女関係なく「カップルがお互いへの愛や感謝を伝える日」なのです。皆さんもご存じかもしれませんが、意外と女性よりも男性が何か贈り物をする方が多いのです。なので、この日の夕方はいつも町を歩く男性が、その手に花束やケーキを持って家へと向かう姿がとっても可愛らしくて微笑ましい、日本とは少し違った風景が見られます♡
残念ながら、人様の写真を勝手に撮って載せることはできませんのでかなりぶっきら棒なブログになってしまいました。おまけですが、「どうしてこうなった?アイルランド」シリーズ(続編あり、乞うご期待!)をお楽しみください。
左のお姉さんも絶対サングラスの下同じ顔してる。
(英語としては「先回りした」などの意味がきちんとあります。悪しからず。)