パン屋やスーパーマーケットにおいてあるアイスクリームは、アイスキャンディー、一人用カップに入ったのと、1リットル入りなど、種類は多く、購入するにあたって迷ってしまうくらいです。
こちらで昔から親しまれているアイスクリームはKIBONです。1941にU.S.Tarkson 社がリオ・デ・ジャネイロにオープンし、当時はSorvex Kibon の名で出していたという。Eskibon (クリームにチョコレートがコーティングしたもの)とChikabon(チョコレート)がその時に誕生し、今でも販売を続けられている。もう70年以上になります。
勿論、Haagen-Dazs、 Ben and Jerry、 Bacio di Latte などのお洒落なアイス屋もあります。ショッピングモール内にお店があり、いつもお客でにぎわってます。
ブラジルは果物が豊富ですので、果樹を使用したナチュラルなアイスクリームを出しているところもあります。中でもアマゾン原産のアサイという植物はとても人気です。先日3,6キロの量のアサイのアイスを見て、びっくりしました。アサイはバナナやフレークと一緒に食べるとおいしいようです。
この他にもトウモロコシ、ココナッツ、サワーソップ(Graviola) ライチ、マンゴ、パパイヤ、パイナップル、アボカド、グアバ、スイカなどの味もあり、それぞれの果物をアイスとしておいしく味わえます。
最近見つけたのは、ジャブチカバ(Jabuticaba )というブラジル原産のフルーツのアイスです。この実は一粒がまん丸く、大きなのは直径3センチほどにもなります。実が木の幹になることで、珍しいがられてます。しかし、ボコボコと幹に着いた黒い実を見るとぞっとする時もあります。皆さん、写真を見ていかがでしょうか。
こちらでは9月23日はアイスクリームの日です。この日から夏に向けて気温が上がっていくからだそうです。アイスクリームの日には新製品が出ることが多いうえ、お店ではお得なメニューが紹介されます。
さあ、アイスクリーム食べたくなってきました!
そういえば、ポルトガル語では、アイスクリームを食べることを、Tomar sorvete (トマール・ソルベッチ)と言います。直訳すると「アイスクリームを飲む」です。