サンパウロ市では、ここ数年でおしゃれなアイスクリーム屋さんが増えました。おしゃれとはカフェのようなお店ができたことです。座れるようにテーブルが用意され、お店によっては、コーヒーをオーダーすることもでき、アイスクリームだけではなく、ケーキを販売されているお店もあります。こういうおしゃれなお店のアイスはスーパーマーケットで販売されているのより、濃厚なミルクの味わいがあり、クリーミーでなめらかな食感があるのが特徴です。値段も高いです。
ブラジルのアイスクリーム年間消費量は、一人当たり約7,7リットルです。その消費量の20%はサンパウロ州が占めています。ニュージーランドでは一人当たりの消費量が26リットルという事なので、ブラジルはまだまだ少ないほうです。トロピカルな国なのに消費量が少ない理由としては、冬に消費量が減ること、値段が高いこと、糖分が多く含まれていて身体に悪いと思い込んでいる人が多いこと、そして最後に他国と比べてフレーバーのバラエティーにかけることがあげられています。私の意見としては、ブラジルでは多種の果物が一年中ありますので、糖分は果実で補給されている気がします。
確かに私も冬はアイスクリームをほとんど食べないです。その理由としてこちらの住宅には暖房装置がほとんど設置されていないためだと思います。冷たいものは避けているかもです。
ここ数年でサンパウロ市内にはいろんなアイスクリーム屋ができて楽しんでいます。カップやコーンに入れてもらえて、小さいサイズが120mlほどの量があって平均20から25レアイス(約US$4,5)です。
今年知ったおいしいアイスクリーム屋さんはItalienです。まだ3店舗しかありませんが、Jules Destrooper のクッキーが一枚付いてきておいしいです。ピスタチオ味がとても濃厚で大人味でした。
Amalfiはレモン味のアイスクリーム屋さんです。ミルクが入っていないソルベもあります。レモンをカップにしてもらうオプションもあり、かわいくてテンションがあがりました。味は甘さひかえめでおいしかったです。ソルベのほうがレモン味がきいているかもしれません。トッピングはホワイトチョコを溶かしたものでしたので、甘かったです。
ちょっとしたアイデアが、お客さんの気を引き、楽しませてくれるのですね。
ジェラートとアイスクリームには違いがあるとのことで、ジェラート屋さんはその違いにこだわっていますが、2つを分けたデータがこちらにはまだないので、どちらもアイスクリームとして書きました。
ご了承ください。
