• 2026.01.27
  • 美しいコンサートホール
素晴らしい音響を誇るコンサートホールとその建物の美しさに圧倒されると聞きながら、なかなか縁がなかった私ですが、この間お友達のお誘いで行ってきました。その夜は長年の夢がかなったかのような気持ちでした。



Sala São Paulo (サラ・サンパウロ)はサンパウロ市の中心にあるクラシック音楽のコンサートホールです。古い鉄道駅舎をリノベーションして造られましたので、その建物は歴史的価値もあります。1926年から1938年に鉄道駅ジュリオ・プレステス駅として建設された建物なので、その主要構造を残しましたが、内部は現代的な音楽のコンサートホールとして改装されました。1997年に改築が始まり、1999年に文化センターとしてオープンしました。サラ・サンパウロはその中にあります。



サラ・サンパウロの客席数は約1498席です。22のバルコニーが設けられていて天井は約24メートルの高さです。舞台は十分な奥行きと幅があるため、合唱団や大規模なオーケストラの講演も可能だそうです。ピアノなどの大型楽器の舞台への出し入れはエレベーターで行うそうです。舞台機構、照明、音響調整設備などとても優れているそうです。
サラ・サンパウロで演奏するオーケストラは国際的に評価を浴びているサンパウロ州立交響楽団(Osesp)です。サラ・サンパウロを本拠地としています。

このコンサートホールはサンパウロ市の中心部に位置していて、特に夜はその周辺の治安が悪いため、タクシーを利用したほうが良いことや、緊張しながら出向いているようなことをよく耳にしました。そんな状況でしたので、2022年3月にルス駅からサラ・サンパウロがある建物をつなげる全長210メートルの通路が出来ました。建物の裏側から入ることになりますが、表側の道を通らなくてすむので安全です。私はルス地下鉄駅でおり、鉄道のルス駅に向かい、そこから通路を利用しました。ガラス張りの天井があり、晴天の時は歩くのも気持ちがよいだろうし、雨の日は濡れずにすみます。コンサートが終わった後にもその通路を利用しましたが、イルミネーションがされていて安全でした。



建物は外から見るとまるでヨーロッパにいる感じです。中に入ると天井、窓、柱など、どこを見てもゴージャスでうっとりします。サラ・サンパウロのホールに行く間に、カフェやお店があり、お土産品や本なども販売しています。建物とコンサートホールの模型もおいていました。



サラ・サンパウロに入ると、歴史的な建物の中に最新の技術が加えられ、この改装が素晴らしいのに気づかない者はいないでしょう。天井のプレートはコンサートによって上下に作動でき、音響は高く評価されています。
私はその日、Osesp とStudio 3 ダンス団のDeixa eu dançar (訳:私を踊らせて)を鑑賞しました。オーケストラとダンスがあり、素晴らしかったです。とても幸せで貴重なひと時でした。
サラ・サンパウロでは日曜日の午前中、無料でコンサートを鑑賞することが出来ます。また、時には特別なプログラムなども無料で鑑賞することが出来ます。ガイド付きで建物全体を見学できることが出来ますので、興味がある方は常にサイトをチェックすることをお勧めします。

特派員

  • 皆木サンドラ 奈美
  • 職業語学教師、ペーパートールクラフター

ブラジル生まれのブラジル育ち。大学卒業後、夫の仕事の関係で3年間滞在したシンガポールにおいて習得したペーパートール(=シャドーボックス)や語学を教えています。多国の文化や習慣を上手に混在させているサンパウロでの生活がとても気に入っています。

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