Covidの規制も緩和されここ最近は年2回は日本へ帰国しています。
ジェットスター航空がゴールドコーストから成田まで直行便を運航しているのですが、今年の10月末をもって運休になることが決定しました。代わりにブリスベン空港から成田への直行便が運航開始となります。来年の2月からはブリスベン発関西空港の直行便も運航するとのことです。ブリスベン在住の方にはうれしいニュースですが、ゴールドコースト在住の私にとってはこれはうれしくないニュースでした。ニュースで発表されたとたん、周りの友人や知人とその話題で持ちきりになりました。日本から意外と遠いオーストラリア、直行便でも8時間半ほどかかります。それに移動時間も入ると一日がかりに。
これからどんどん日本からも観光客の方も来るというのに。ゴールドコーストでは現在トラム(路面電車)の延長工事も行っており、ゆくゆくはゴールドコースト空港から中心街のサーファーズパラダイスまで路面電車で行けるようになるのに、このタイミングで、とがっかりです。
また、ゴールドコースト空港は、昨年、国際線ターミナルを拡大し広くきれいにしたばかりなので、これもなんだかもったいなかったなという気持ちです。さらにスクートというシンガポールのLCC(格安航空会社)もゴールドコースト発着便を撤退するとのこで、せっかくお金をかけて広くきれいにした国際線ターミナルを利用するのは、この先ニュージーランド行きだけになってしまうかもしれません。大都市のシドニーやメルボルンのように様々な国に直行便で行けるようになるにはまだまだ道のりが長そうです。それよりも逆に新しい国際線ターミナルの利用が減り、あまりにも閑散とし始めてターミナルが違う目的で利用されてしまう、なんてこともこの先あり得るかもしれません。
ちなみにゴールドコーストからブリスベン空港までは車で約1時間20分、電車だと約2時間かかります。
オーストラリア在住の日本人の方が一時帰国する際によくあることだと思いますが、行きは日本にいる人用のお土産で荷物がいっぱいですが比較的そこまで重くなく、帰りは日本で色々買い物をしてきたものをスーツケースにめいっぱい詰めて帰ってくるので、私の場合は行きは25キロ、成田発は40キロの預け荷物をつけています。そうなると、40キロの荷物をもってブリスベン空港から電車にのり、そこからまたバスやタクシーで移動するのは、日本の実家から成田空港まで行く手間と時間と同じくらいになります。私の実家は成田空港から逆の西方面なので、最近はリムジンバスも運休してしまったため、新宿まで電車で行きリムジンバスを利用しています。オーストラリアから成田へ到着する際も、成田エクスプレスを乗り過ごしてしまうととんでもなく時間がかかってしまうのです。
格安航空会社をあまり利用しない人だとわからないかもしれませんが、ジェットスター航空は他の航空会社よりもかなり頻繁にゴールドコースト~日本間のフライトがキャンセルになったり遅延します。
これがさらにブリスベンまで足を運び一連の流れを踏むのかと思うと、日本へ行くにもかなり体力も気力も使います。
今までが便利すぎたということもありますが、またいつの日かできるだけ早くゴールドコース発着の直行便が再運航してくれることを願っています。
- 2023.07.20
- 日本~ゴールドコースト間がさらに行きづらくなる?