• 2024.01.18
  • おしゃれなスパ「The Banya Bathhouse」
ニューサウスウェールズ州北部にあるバイロンベイに近い町、Mullumbimby(マランビンビー)に2023年1月にオープンしたスパ「The Banya Bathhouse」。お風呂やサウナ、マッサージルームなどがあるスパは日本の銭湯や健康ランドのような施設にあたりますが、それらをもっとおしゃれにした癒しの空間になっています。
このバスハウスを紹介する前に、マランビンビ―の町について簡単にご紹介します。
バイロンベイから車で約20分ほどにある小さな町で、バイロンベイも含めヒッピーに人気の町として有名でした。昔はもっと素朴な町でしたが、今はカフェやレストラン、ジュエリーショップや家具店、アパレルのお店も立ち並びおしゃれな町として注目されています。ただ、中心地を過ぎると昔のままの素朴な家や草原などもあり、バイロンベイが人気になりすぎて混雑しているため、マランビンビ―のほうがゆったりしていて好きという人も増えてきています。
そんな小さなおしゃれな町に位置するバスハウスはとにかく外観も内装もおしゃれ。1920年代に建てられた二階建てのレンガ造りの建物をそのまま使っており、このバスハウスができる前は私もお気に入りだったアンティークショップでした。アンティークショップがなくなってしまったのは残念ですが、こうやってこの建物がまだ残り活かされているのはうれしい限りです。昔の建物がそのまま残っているビンテージライクな雰囲気と今どきのセンスが融合されているのもこの街の魅力の一つだと思います。


建物の中にはプールと二つの温水プール、サウナ、スチームルーム、冷水プール、マッサージトリートメントルーム、そして二階にはルーフトップのサンデッキがあります。
温水、冷水プールを囲うように真っ白な壁の上にサボテンが飾られています。


二階に上がる階段のタイルも素敵。他にも写真映えする場所がたくさんあります。



二階には水着で濡れたままでも座れるイスとベッドがあります。

カウンターバー、レストランもあるのでお風呂も食事もここで済ませられるのも便利。お風呂と言っても日本の温泉のようにそこまで温度が高くなく、温水プールを温かくしたくらいなのでのぼせるほどでもありません。お風呂上りに冷えたシャンパンやビール、カクテルを片手にくつろぐのも至福の時間。


お値段は90分の利用(タオル一枚付き)で$60(日本円で約5760円)、90分の利用に60分のマッサージ付きで$185(日本円で約17760円)とまあまあいいお値段。
ちなみに海外では当たり前のことですが、水着を着用しての利用になります。年配の方でも何も気にせず水着を着ているのもオーストラリアのいいところ。ビーチやプールで70代、80代のおじいちゃん、おばあちゃんがサングラスをして水着姿でいる光景は当たり前です。
この日も70代の女性何人かが温水プールに入っており、目が合ったらニコっとしてくれました。40度あるかないかの、日本人にしたら少しぬるいかなと感じてしまう水温ですが、逆に長い時間入っていられるので、ゆっくりじっくり体が温まります。

サウナルームの隣には木の桶型のシャワーが設置されています。紐を引っ張ると桶が傾いて水が浴びれます。



サウナで温まったあとに冷たいお水を頭からかぶると気持ちがよさそうですが、ちょっとビビりな私は少しずつ紐をひっぱりちょろちょろかけていました。
屋外とつながった空間も多く開放感もありとても気持ちがいいです。夏でも冬でも楽しめる、お友達同士やデートにもおすすめのスポットです。

特派員

  • 菅沼 千栄子(旧姓 名倉)
  • 職業会社員

2000年に渡豪。日系旅行会社勤務等を経て、2014年から現地建設会社に勤務。休日は、趣味の一つであるソイキャンドル作りやビーチウオークを楽しんでいます。当地のレアな生活情報をお伝えしたいと思います。

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