• 2024.05.07
  • 初めまして南米ペルーから山本粧子がお届けします
2024年3月現在、私は南米ペルーで、花粉症とは無縁の生活をしています。10歳の頃から3月になると目がかゆくなり、鼻水が止まらない日々に苦しめられてきた私にとってこの時期のペルーは控えめに言って最高です。特に中学生になり、バレーボール部に入った私にとって一番つらかったのは、試合中の鼻水です。試合に集中できません!花粉症歴が長くなるとともに、お薬も発達しありがたいなと感謝しながら生活していたものの、今年は花粉症の症状をおさえるお薬を飲まなくとも、快適な生活が送れる。私にとって、ペルー生活の魅力のひとつです。花粉症に苦しめられているそこのアナタ!ペルー行きのチケットをすぐさま手に入れ、こちらへ遊びにいらしてください。お待ちしております。


前置きが長くなりすぎましたが、はじめまして。現在、JICA青年海外協力隊として、南米ペルーのイカ州にありますパラカスミュージアム(Museo de Sitio Julio C. Tello de Paracas)でイベント企画・運営の仕事をしている山本粧子と申します。パラカスミュージアムでは、パラカス湾の発掘品(陶磁器、織物、ミイラ等)を展示し、ナスカ文化のひとつ前の「パラカス文化」についてがっつり学ぶことができます。ミュージアムについては、また別の記事でしっかりと紹介します。



さて、ペルーと聞くとパッと頭に浮かぶのは、やっぱりマチュピチュやナスカの地上絵ではないでしょうか?(私がそうでした)まだこちらに来て150日くらいですが、ペルーの魅力はそれだけでは決してなさそうだ!ということが段々分かってきましたので、私が体感したペルーのOMOSIROIを皆さんにお届けし、次の旅行でペルーちょっと遠いけど行ってみようかな?と選択肢のひとつにしていただけるよう、本連載をがんばりたいと思っています。最初はペルーの基本情報(ペルーってどんな感じ?)を少しずつ紹介していきます。何度もしつこいですが、一人でも多くの方にペルーへ遊びに来てもらいたいので、まずはペルーへの行き方からはじめます。



日本からペルーへの直行便はありません。日本からアメリカ(ヒューストン、アトランタ、ニューヨークなどの都市)を経由してペルーへ行くのが一般的です。首都リマにあるホルへ・チャベス国際空港から入国するのですが、こちらは南米の最も重要な空港のひとつとも言われています。

と、書いておきながら、、、私は搭乗予定のデルタ航空(アトランタ乗り換え)の便が飛ばず、、、急遽とてつもなく搭乗時間の長いエールフランス航空(パリ乗り換え)でペルーに入国しました。

しかも、私は幼少期から映画「風と共に去りぬ」のファンでアトランタの地へ足を踏み入れることを密かに楽しみにしていたので、フライト変更にはかなり落胆しました。

こちらが、今回の私のフライトです。

①日本の羽田空港からフランスパリ=シャルル・ド・ゴール空港まで 約15時間

パリにて5時間の待ち時間

② フランスパリ=シャルル・ド・ゴール空港からペルーリマ・ホルへ・チャベス空港まで 約13時間

約28時間飛行機に乗っていたにもかかわらず、日本出発日とペルー到着日が同じ日付であることには正直驚きました。

!!時差14時間!!


というように、1日でまさかのアジア、ヨーロッパ、南米の3大陸を横断できるという大変貴重な経験ができますが、少しお尻が痛くなるので、個人的にはアメリカ経由がおすすめです。

ただ、今回は人生初の緑のパスポート「公用旅券」での入国だったので、入国審査の際に長蛇の列に長時間並ぶ必要なく、誰もいないレーンからスッと入国することができました。

もうひとつくらいペルーネタを書きたいところなのですが、長くなりますので、このあたりでアディオ〜ス!南米ペルーパラカスより山本粧子でした。

特派員

  • 山本 粧子
  • 職業JICA青年海外協力隊

ペルーのイカ州パラカス在住。現在はフリオ・セサル・テージョパラカスミュージアムでイベントの企画運営をしています。「人間とはなんだ」というテーマで絵を描いてきました。2025年7月〜9月ペルーにて個展開催決定!
皆さんにペルーへ遊びに来てもらえるよう、ペルーのOMOSIROIをお届けしたいと思います。

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