
ブラジルとの国境ギリギリのところに空港があります。空港に到着して驚いたのはイグアスの滝空港の洗練された姿です。まあ、なんと美しい空港なんでしょう。

美味しいアイスクリーム屋さんもありました。しかも、空港にあるにもかかわらずリーズナブルに食べられるのです。旅行中のこういう小さなハッピーは嬉しいですね。ブエノスアイレスでも感じましたが、アルゼンチンではアイスクリームのクオリティが高いかつ比較的安価で食べることができます。本当に美味しいんです、質が高いんです。さすが、イタリア系のルーツを持つ人が多い国です。

イグアスの滝国際空港からホテルへ向かおうとしていたら、韓国人の親子(母と娘)に声をかけられ、一緒にタクシーに乗って中心地まで行きませんか?とお誘いを受けました。その方が安かったので、迷わず一緒に行くことにしました。彼女たちは約一ヶ月かけて南米各国を旅行中だそうで、結構ハードで心身ともに疲れきっていると言っていました。一ヶ月常に移動しながら旅をするって大変ですよね。ほんとお疲れさまですと心から思いました。

無事ホテルに着き、翌朝に備えます。朝9時ごろにバスターミナルへ行き、そこからバスで世界自然遺産イグアス国立公園へ。バスターミナルから15分ほどで公園入口に到着しました。公園の入場料にしてはやや高めのお金を払い、いざ入場!トロッコに乗って、滝の近くまで移動します。



トロッコに乗っていると、湿度高めの風がビュンビュンと顔に当たりまくる感じがとても気持ち良かったです。紋白蝶のような黄色い蝶がたくさん飛び、竹藪もたくさん見えます。



トロッコを降りると、そこからひたすら、グラグラと不安定な橋の上を歩き続けます(落ちたら死ぬんじゃないかと)。


橋の下にはとにかくすごい量の水が流れています。イグアナや亀やナマズのようなものや、珍しい色をした鳥がいたりとアニマルウォッチングをしながらただひたすら歩きます。

ようやく目的地に到着すると、滝の真ん中にあら不思議!虹が出ていました。太陽の光が滝に反射して感じたことのない強すぎる光に眩しすぎて目を開けることができませんでした。ゴーゴーと音を立て流れ続ける水はとても美しかったです。赤茶色の石の上を水がすごい勢いでくだっていくため、写真では水がやや黄茶色に見えますが、私が見る限りおそらく水は濁っていないんじゃないかと思います。たまに水しぶきが高く上がってぶっしゃーとこちらに飛んでくるのですが、とっても冷たくて気持ちがよかったです。


マテ茶の国だからか、みんなマテ茶片手に滝を眺めていました。すごい量の水を目撃するべく、人生で一度はイグアスの滝へ行ってみてもいいんじゃないかなと思いました。南米ペルーのイカ州パラカスより山本粧子がお届けしました。それではこのあたりでアディオ〜ス!
