そんな贈り物シーズンの今が商機のおもちゃ業界が新商品を開発して子供達の憧れを掻き立てている中で世相を反映した“ごっこ遊び”が発売されました。大人のマネをする所謂おままごとで、炊事、洗濯、赤ちゃんの世話から、電車ごっこ、など何かの役になりきって行うロールプレーイングゲームの一種でしょうか。この新製品はなんとお医者さんごっこの変形でその名も“VIRUS TESTER” ビールス検査ごっこなのです。
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セットにはマスク、患者用ガウン、治療用溶液、便と粘液検査、血液採取、治療電極(?)etcなどが含まれているようです。
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採血はお尻から。
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オムツから検体採取。
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試薬を入れたら陽性反応がでました。
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清涼飲料水的治療薬(?)を点滴。
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なんと電気ショック療法まで採用。
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滅菌処置も施されます。
事程左様に世相を反映するおもちゃ業界、定番の着せ替え人形たちも御多分にもれず、みなさんマスク着用ですし、ビールス退治のボードゲーム(双六)まで商戦に参加しています。
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マスクを着けたナンシー嬢
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ストップ・ザ・ビールス すごろく
ところで、サンタクロースのモデルになったのはBC3~4世紀のニコラス聖人San Nicolás de Bariという説があります。オランダではシンタクラースSinterklaasと呼ばれ毎年スペインから船でやってきて贈り物を配ってくれるのですが、スペイン市民戦争の際、オランダの子供達が“戦争をしているので今年はシンタクラースは来られないのか”と心配していると知った当時のスペイン共和国政府は特別機でオランダの子供達へ贈り物を運んだそうです。そのお返しとしてオランダから贈られるチューリップが春のマドリードの街を飾るとか。
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サンタクロースのモデルとなったといわれるニコラス聖人San Nicolás de Bariです。船乗り、ひいては漁師、また子供達の守護聖人としても知られていて、背景には荒海を鎮めるお姿が描かれています。海運国オランダでの信仰が厚いそうです。プラド美術館蔵
ついでと言ってはなんですが、三賢者の礼拝2例
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その1.この静謐で厳かな礼拝はベラスケスのセビリア時代20歳の時の作品です。プラド美術館蔵
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まあなんともお賑やかな一大デレゲーションが誕生を祝いに押し掛けました。プラド美術館蔵