• 2015.09.11
  • ナショナルハーバーと蟹
ナショナルハーバーは、メリーランド州のポトマック川沿いにあり、「国勢調査指定地域」と呼ばれ、米国統計局による統計報告を目的に人工的に作られたエリアです。2008年から順にリゾートホテルや博物館、アウトレットモールがオープンし、開発が進んでいる、とても綺麗な港町です。私たちは車で行きますが、水上タクシーで行く事も可能です。写真の手前に写っている船がそれです。

1

観覧車やメリーゴーランドに加え、砂浜に埋もれて横たわる、30mもある’The Awakening(目覚め)’という名の巨像などが、子供に大人気です。

6

メリーランド州と言えば有名なのが渡り蟹。ここにも沢山のシーフードレストランが軒を連ね、ちょうど『チェサピーク 蟹とビール祭り』というお祭りが催されていたので、参加してきました。

4
5


小さなグラスを一人ひとつ受け取り、ビールも蟹も食べ放題・飲み放題です!
日本で渡り蟹と言えば、足にあまり身が入っていないので味噌汁に入っているイメージが強いですが、こちらの人は木槌で甲羅を叩き割って、腹に入っている身をほじくって食べます。会場は木槌のトントン・カツカツという音と、おしゃべり、ライブ演奏もあり、とっても賑やか。
蟹は大好物なので「お箸を持参すれば綺麗に食べられたのに」と後悔しているのは私くらい。周りの皆さんは豪快に叩き割り、取れる範囲の身を食べて「お代わり!」と、ビールでほろ酔いなのも手伝ってテンポよく大量の蟹を召し上がっていたようです。
残念ながら私はビールがあまり飲めないので、蟹だけいただきました。このあたりは醸造所も多く、色んな種類のビールをテイスティングできるので、味が分かる人には1日中いても飽きないイベントでしょうね。

2
3


普段は子供の遊び場、ショッピングモールに数多くのバーやレストラン、川へ出てボートに乗ったりスタンディングパドルをしたり。日によっては芝生の上で、朝はヨガ、夕方には映画を楽しむ事もできます。老若男女を問わず、誰と行っても楽しめるこの地域は、ワシントンD.C.では欠かせない娯楽スポットです。

特派員

  • デリクソン 律子
  • 職業専業主婦

2012年に結婚を機にワシントンD.C.へ移住。夫の仕事の関係でその後すぐハワイ州オアフ島で暮らし、2015年ワシントンD.C.へ戻って来ました。2014年末に誕生した長男と柴犬の3人と1匹暮らし。

デリクソン 律子の記事一覧を見る

最新記事

リポーター

最新記事

PAGE TOP