「日米友好の壁画」と銘打って模造紙が貼られ、自由に絵が書き込めるスペースも用意してあり、大変賑わっていました。いくら他の地域に比べると日本人が多い地域と言えど、日常生活の中で日本語を話す人達とすれ違うなんて事はツアー客の団体を除いてはほとんどありませんが、桜祭りに来ればあちこちから聞き慣れた言葉が聞こえてきて、満開の桜を見ながら懐かしい気持ちに浸れました。
- 2016.04.19
- 待ちに待った桜祭り
30度近くある日や、雪のちらつく日を繰り返し、ようやく春らしい気候となってきました。ワシントンDCと言えば桜、一年の中で最も賑わう「全米桜祭り」が開催されていました。今年は3月20日から4月17日までの開催で、ウェブサイトにフェイスブック、ツイッターに専用アプリで毎日桜の開花状況や日替わりの開催イベントが確認できます。コンサートに凧揚げ、パレード、日本文化のショーなど毎日目白押しです。今年は多くの学校が春休み期間である3月の第4週目、ちょうどイースターのある週末に桜が満開を迎えたので、いつもにも増して観桜客が多かったように感じます。日本から送られた約3,000本の桜がタイダルベイスンと呼ばれる入り江に沿って並木を作っており、食べ物の屋台にライブステージ、ギフトショップのテント等が軒を連ねています。アメリカでは屋外での飲酒は禁止されているので、桜の木の下で「どんちゃん騒ぎ」はできませんが、ランチを持参したり読書したり、椅子やレジャーシートを広げて思い思いにお花見する人たちであふれていました。ギフトショップで販売されるTシャツやマグカップ、エコバッグなどは毎年デザインが変わるので、いいお土産になります。