• 2016.05.20
  • 日帰りで、また違う場所へ
今回はワシントンDC近郊の街をご紹介したいと思います。
この広大なアメリカで、日帰りで複数の州をまたぎ様々な都市に行くことができるのは、この地域の利点です。言わずと知れた「ニューヨーク」も車で4時間弱ですが、ニューヨークへはまだ行った事がありませんので、それ以外で有名なところを少し…。

野球で有名なベーブルースの故郷である「ボルチモア」はDCから車で約1時間。上原浩治選手が在籍していたオリオールズの本拠地であり、小説家のエドガーアランポーのお墓があるのもここで、カニで有名な港町です。国立水族館やワールドトレードセンターがあり、ワールドトレードセンタービルの前には9.11で崩壊したニューヨークの建物の一部を模したオブジェが記念碑としてあります。

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南北戦争の最大激戦地として有名な「ゲッティーズバーグ」までは約1時間半。
リンカーンがあの有名な「人民の、人民による、人民のための政治…」という演説を行った場所で、小さい町ではありますがアメリカ人が「アメリカ人なら1度は行ってみたい」という場所です。古戦場には大砲などが並べられており、当時の状況を説明するパネルもあちこちにあるので、3日間の激戦の様子を知ることができます。

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全米で6番目に人口が多い「フィラデルフィア」までは2時間半ほど。ここにはトマス・ジェファソン起草の独立宣言が採択されたインディペンデンスホールがあり、その時に鳴らされた「リバティベル」も展示されています。また、フィラデルフィアが舞台の映画『ロッキー』で主人公のロッキーがトレーニングで駆け上がり、ガッツポーズをするあの有名な階段はフィラデルフィア美術館のものでその名も「ロッキーステップ」。私は時間がなく、見に行くことができなかったのですが、ロッキーの像も近くにあるそうで、もちろん世界的に有名な観光スポットとなっています。

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「シカゴ」や「ボストン」「ニューヨーク」などのような大きくてたくさんの観光名所がある街と比較され「ワシントンDCって官公庁以外に何があるの?」なんて聞かれる事も少なくありませんが、モダンな大都市にもクラシカルな歴史的名所も日帰りで行ける政治の中心であるDCはやはり、私にはとても魅力的な土地です。


特派員

  • デリクソン 律子
  • 職業専業主婦

2012年に結婚を機にワシントンD.C.へ移住。夫の仕事の関係でその後すぐハワイ州オアフ島で暮らし、2015年ワシントンD.C.へ戻って来ました。2014年末に誕生した長男と柴犬の3人と1匹暮らし。

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