日本では一汁三菜のように、複数のおかずを少しずつ楽しむスタイルが一般的ですが、こちらではワンプレートで完結する食事が主流です。メインにポテトやサラダが添えられて終わり、というシンプルな構成。だし文化に慣れている私にとっては、正直なところ味が少し単調に感じることもあります。
自炊派になった理由
シドニーに来てから、私はすっかり自炊派になりました。理由はとてもシンプルで、外食が高いからです。もちろん、お金を払えば美味しい料理はあります。けれどランチに3000円前後だと、なかなか「また来たい」と思えるお店を見つけるのは難しい印象です。
その一方で、スーパーで手に入る食材はとても良質。
アボカドやフルーツ、肉類は日本と価格が大きく変わらず、味もとても良いです。寿司米も購入でき、もしかすると日本より安いかもしれません。
だからこそ、「自分で作るのが一番満足できる」という結論に落ち着きました。
それでも外食に行くとき
外食に行くとき、実は8割がアジア料理です。タイ、韓国、ベトナム、中国とアジア料理店が沢山あります。時々は日本食も行きますが、やはり質と価格を比べてしまうので、日本食以外が多くなります。それでも時々は、本格的な日本食に3倍のお金を払ってでも食べにいってしまいますね。
オーストラリアの定番といえばやはりフィッシュ&チップス。ほとんどのパブに必ずあるメニューです。文字通り、魚のフライとポテトフライ。
とてもシンプルな料理ですが、魚の種類を選べたり、チップスがサツマイモだったりと、お店ごとに個性があります。「ここ美味しい!」というお店を見つけたときは、テンションが一気に上がります。
オーストラリアは肉料理も本当に豊富です。ラム、ポーク、チキン、ビーフなど、ステーキメニューがずらりと並びます。私のお気に入りはポークリブ。ビールと一緒にいただくと最高です。またサーモンは一皿40ドルすることもありますが、味に定番があるので時々ご褒美で注文します。ハンバーガーは一つ30ドルほど。頻繁には食べませんが、美味しいバーガーに出会えると満足度はかなり高いです。私の場合、2ヶ月に1回くらいしか食べませんが。
景色のいいパブでの時間
外食は友人と行くことがほとんどで、一人のときは基本的に自炊です。けれど、景色のいいパブで食べる“パブ飯”の時間は、シドニーらしい楽しみのひとつ。青い空や海を眺めながら、ビールと一緒に食事をする時間は、なんとも贅沢です。
シドニーの食生活は、日本とはずいぶん違います。ワンプレートのシンプルさ、豊富な肉料理、そして高い外食費。それでも、質の良い食材に恵まれているからこそ、自炊という選択肢も充実しています。食文化の違いを楽しみながら、自分らしい食生活を見つけていく。
それが、海外で暮らす醍醐味なのかもしれません。
