• 2018.03.01
  • Eataly サンパウロ
英語の「Eat」食べると「Italy」イタリアが一緒になってEataly(イータリー)。
イタリアの良質食材を選び、「食べる、買う、学ぶ」のコンセプトを一つの場所に集める、イータリー。


2007年にイタリアのトリノでオープンして以来、現在ではイタリア、日本、ドバイ、トルコなど、30店舗以上あるとのこと。 2015年5月に南米での第一店舗がサンパウロ市にオープンしました。イタリア移民が多いこの国では、パスタやピザなどイタリア料理店の数は多く、家庭料理としても親しまれてます。そんな中でオープンしたイータリー は、駐車場に入る車の行列が何日も、何カ月も続く程に大人気。オフィス街に設けられた3階建てのビルで、4500㎡の広さ。マーケットには7000種類の品物が並び、レストランの他に、ウオークショップやイベントをするスペースも設けられてます。飲み物、ワイン、肉類、チーズ、パスタ、オリーブ・オイル、果物、スイーツ、などと、その種類に、圧倒されます。質の良いものを提供するということで輸入品は値段が高いものが多く、毎日通うスーパーマーケットの感覚というわけにはいきませんが、本格的なイタリアン料理を作るときにはベストなマーケットと言えるでしょう。



1階はスーパーマーケット、スイーツやコーヒーが楽しめるスペースになってます。料理の本やマグカップなどイータリーグッズを買うことができます。


2階は、フードコートのようにレストランが並び、ピザ、パスタ、魚料理、肉料理など、選べます。一言にパスタと言っても、メニューにはいろんな種類のパスタがあり、選ぶのも楽しい。ワインもオーダーすると、これも最高な組み合わせ!


3階には、レストラン、Brace Bar&Griglia が入っており、野菜、肉、魚介類など、グリルした料理がこのお店の看板です。高級感があるお店で大きなガラス窓はイータリーの玄関側に向いているので、ランチタイムには、周りのオフィスビルが見え、サンパウロの街の一部の雰囲気が見れます。肉料理は写真のようにドーンとジュウシーな肉が出てきます。


3階にはCervejaria Paulistania という醸造所があり、ビール好きの人には楽しめる場所です。お店でもこのブランドのビールを購入することができます。


イータリーのサイトを見て発見したのが、平日であれば、1時間ほどの店内の案内ツアーがあることです。5人以上のグループでお店の商品の紹介とイタリアの食文化などを語ってくれるようです。メールで問い合わせて事前に申請する必要があるとのこと。何か面白い発見できそうですね。
そして目に着いたのが下記の文です。

[...a vida é curta para não comer e beber bem.]

言い換えると、「人生は短いので、いいものを食べて、飲む」です。確かに、せっかく食べるなら良質の本格的なレストランに出向く事が最近は多くなってきたかと思います。これも人生の半分以上を生きていたからかもしれませんね。
おいしいイタリアン料理を試してみたい時は是非イータリーへ! 本格的なイタリアン料理を作ってみたいのでしたら、イータリーで良質な食材が揃うことでしょう。
Buon appetito!

特派員

  • 皆木サンドラ 奈美
  • 職業語学教師、ペーパートールクラフター

ブラジル生まれのブラジル育ち。大学卒業後、夫の仕事の関係で3年間滞在したシンガポールにおいて習得したペーパートール(=シャドーボックス)や語学を教えています。多国の文化や習慣を上手に混在させているサンパウロでの生活がとても気に入っています。

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