• 2015.12.24
  • クリスマスライトコンペティション
日本とは逆の季節にあたるオーストラリアでは真夏のクリスマスを迎えますが、やはりクリスマスというとホワイトクリスマスと呼ばれるように、冬のほうが情緒があり、オーストラリアにいるとクリスマスがどうもピンとこないところがあります。ただ、そんな中でもクリスマスの雰囲気を味わせてくれるものもあります。ゴールドコーストの市が運営している「クリスマスライトコンペティション」という家や庭をクリスマス仕様に飾り付け、住民投票により優勝者が選ばれるというコンテストが毎年開催されています。

ゴールドコースト市のホームページへ行くと、コンテストに参加している家の住所の一覧が出てきます。今年の参加は43件、優勝者の賞金は$1000のデパートの商品券です。また、それぞれ部門別に$500の商品券などもあり、投票者にも$500の商品券が抽選で当たるようになっています。家族やカップル、友人同士でこのイルミネーションを見て周りに行くのもこの時期の楽しみの一つとなっています。 下の写真は2014年の優勝者のイルミネーションです。



私の近所の家でもコンテストに参加している家があったので写真をとらせいただきました。

013_151224_2
013_151224_3

右の写真は家の入口右手の小さなガーデンですが、白い布を敷き詰め雪のように見せ、サンタクロースはプレゼントの箱から出てきたり引っ込んだりと動くようになっています。この家の住人の方に飾り付けにどれくらいかかったか聞いてみたところ、約6日かかったとのことでした。参加者の家は夜7時から10時まで、12月1日から12月24日の間、このイルミネーションをライトアップしていなければなりません。電気代もかさむのではないかと思い、聞いてみましたが普段より少し高いくらいと言っておりました。また、このクリスマスデコレーションを見て周るバスツアーもあるようで、大人$19(日本円約1600円)子供$14(日本円約1190円)と結構いいお値段かな思いました。

コンテストに参加している家にはそれぞれ番号が振り当てられ、住民はこの番号を携帯電話からSMSに入れて投票していきます。

013_151224_4
コンテストに参加していない家でもたくさんのイルミネーションで家を飾り、周り近所がクリスマスのイルミネーションだらけでとても盛り上がっている地区もあります。特に街灯が少ない真っ暗な住宅街の中、浮かび上がったように輝いているイルミネーションを見ると子供心にワクワクしてしまいます。皆さんよいクリスマスをお過ごしください。

Merry Christmas!!




特派員

  • 菅沼 千栄子(旧姓 名倉)
  • 職業会社員

2000年に渡豪。日系旅行会社勤務等を経て、2014年から現地建設会社に勤務。休日は、趣味の一つであるソイキャンドル作りやビーチウオークを楽しんでいます。当地のレアな生活情報をお伝えしたいと思います。

菅沼 千栄子(旧姓 名倉)の記事一覧を見る

最新記事

リポーター

最新記事

PAGE TOP