• 2016.05.02
  • ウォータースポーツでゴールドコーストの休日を楽しむ
秋の陰りをみせているゴールドコーストも、日中はまだまだ太陽の日差しも強く暖かくて、とても快適な天気が続いています。
ゴールドコーストは、海はもちろん、たくさんの湖とCanal (運河)に囲まれた街でもあり、水が常に人々の生活の場にあり、密接な関わりを持っています。
水泳も2~3歳から習いさせたりする子がいたり、小学生のうちからサーフィンやボディーボードを始めたり、ニッパーズと呼ばれる子供のライフセーバーのグループに入り、海で救助の練習のために泳ぎに励んだりといった環境の中で育つ子供もたくさんおります。
また、湖やCanalではウェイクボードやカヤック、カヌーなどをしたり、ボートで釣りをしたりというのがゴールドコーストのライフスタイルの特徴でもあります。
サーフィンで有名なポイント、バーレーヘッズの丘を越えると大きな河口があります。ここはTallebudgera Creekという場所で、河口付近はほぼ海水で、水も透き通っていて波も立たず、真ん中以外はかなり浅くなっています。小さな子供が遊ぶには絶好の条件のため、休日はいつも家族連れなどで混み合っています。
ただ混み合うといっても日本の真夏の海水浴場のようにぎゅうぎゅうに混み合っているわけではないので海水浴客の合間を縫ってSup (スタンドアップパドルボード)やカヤックに乗る人が行き来しても邪魔にならない程度です。今回、私は人生初のカヤックに挑戦しました。インターネットでカヤックのレンタルをしている会社に電話予約し、一時間後に現地で待ち合わせとなりました。
待ち合わせ場所にはいかにもオージーというカップルが待っていました。

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カヤック、サップのレンタルをしているアダムさん。借りたのは2人用のカヤックです。

「使い方はかなり簡単だよ」と言われ、簡単な説明を受けました。今日の潮の流れと風向きなどでどちらの方向に行ったらいいかなどをアドバイスしてくれました。2時間レンタルなので、「じゃあ今から2時間後にまたここの場所に置いておいてね、2時間前に終わっても置いておいてくれればいいから。」と、ここもオージー典型の適当でいいからねっ、という感じです。
こんなにお天気のいい日で、ずっとやりたいと思っていたカヤックですから、2時間めいっぱい使おう!と気合満々で開始しました。言われていた通り簡単に漕げたので写真を撮ったり、周りの景色も見ながら楽しむことができました。

photo2
Sup(スタンドアップパドルボード)も人気で、ここは波も立たず最適な場所です。

ウォーターフロントには素敵な家が建ち並んでいます。河口でもビーチと同じ白い砂なので家の前の庭がまるでプライベートビーチになっているような家もあります。

photo3
所々にある砂丘やビーチで休憩しながら景色も味わいます。

  ゴールドコーストにもまた短い冬がやってきます。暖かいうちに今度はぜひサップにも挑戦してみようと思います。


特派員

  • 菅沼 千栄子(旧姓 名倉)
  • 職業会社員

2000年に渡豪。日系旅行会社勤務等を経て、2014年から現地建設会社に勤務。休日は、趣味の一つであるソイキャンドル作りやビーチウオークを楽しんでいます。当地のレアな生活情報をお伝えしたいと思います。

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