2021年5月にHOTAのアートギャラリーが一般オープンされ、そこに世界中の有名なアーティストの作品が展示されるようになりました。
今回、アンディ・ウォーホルと、キースへリング、ジャン=ミシェル・バスキアなど超有名なポップアーティストの作品が期間限定で展示されるポップマスターの展示会に行ってきました。この展示会は、世界でも有名なアートコレクターである、Jose Mugrabiのプライベートコレクションから借りたものを展示しています。このコレクターは推定50億円以上の価値がある様々なアートを保持しているそうで、その一部を借りて展示するという、世界で初の展示会となり、注目を集めました。
どちらかというと、アートやカルチャーというと、メルボルンの都市を思い浮かべるのですが、ビーチがありテーマパークがあり、自然が多く、新しめの高層ビルが立ち並ぶゴールドコーストがこの展示会会場に選ばれたのが意外と思った方も多かったはずです。
ギャラリーの中はフラッシュをつけなければ撮影してもよいとのことでした。
ちょうど行った時に、アートについて説明をしてくれる人がつくツアーに参加している団体に遭遇したので、横に並んでこそッと説明を聞いていたら、スタッフの人に、このツアーは有料ツアーだから、勝手に混ざって聞くことができないんです、と注意されました苦笑
広い空間の中にぽつぽつと置かれているアートがさらなる存在感を醸し出しています。
(左)私が特に惹かれたのが、アンディ・ウォーホルの1982年の作品「Cross」
シンプルながらも、ものすごい存在感があり、バックの黒も微妙に違う色を何色か使っていて、ありきたりな言葉の表現になってしまいますが、とにかくかっこよかったです。
(右)アンディ・ウォーホルのシルクスクリーンの作品
JFケネディの妻、ジャッキーケネディやその他の有名人のシルクスクリーンもありました。
アンディ・ウォーホルともコラボしていたジャン=ミシェル・バスキア
バスキア自身の髪の毛を付けたと言われている無題のフットボールヘルメットの作品。
迫力あるキースへリングの巨大な絵
ギャラリーにはアートの横に説明書きがついていることがよくありますが、その説明書きの下に子供にわかりやすいようにシンプルにアートについて説明した文章もありました。子供の背丈の目線で読めて、こういった配慮も素敵です。
他にも彼らの世代よりも若い世代のポップアーティストの作品などもあり、たくさん紹介したい作品がありますが、見に行かれる方の楽しみとして写真はあまり載せないようにしました。
それでも想像していたよりもこじんまりとした展示会でしたが、本物のアンディ・ウォーホルのシルクスクリーンの作品や造形物のアートなど、しかもまだ世界中どこにも展示したことがない作品も鑑賞することができてとても貴重な体験をしました。
設備の整った、美しい建物、HOTAのイベントをこれからももっと利用させていただこうと思いました。