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- 2016.09.13
- NRW州70周年記念の市民祭
ノルトライン・ヴェストファーレン州70周年を祝う100万人規模の市民祭「NRW-Tag」が2016年8月26日(金)〜28日(日)まで行われました。
歴史を辿ると1946年8月1日にイギリスの軍政府により、ノルトライン州とヴェストファーレン州が統合され、州都をデュッセルドルフに定められたそうです。それに伴い、このイベントにはイギリスよりウィリアム王子も招かれ、メルケル首相も演説されました。
デュッセルドルフの中心街で大きく5街区に分類され、16個のステージで700種のイベントがミュージシャン、役者、芸術家により220時間パフォーマンスされるという大規模なイベント。
・ クリエーティブ街区(アルトシュタット)
・ 発見街区(ライン河畔プロムナード)
・ 州立街区
・ アクティブ街区(河川敷)
・ 経験街区(中心街)
ケーニッヒスアレーではグルメ祭、オーバーカッセルのライン河畔ではブルーライト祭、スポーツ、ゲーム、そして世界子供デーのイベントと盛りだくさんでした。
その一環として8月27日に中心街を2.5km練り歩くパレードが開催。
2月に行われるカーニバルのメンバーを中心として、NRWに在住する各国やパフォーマーにも参加する呼びかけがあり、日本からは「着物&浴衣メンバーと法被軍団」が参加しました。
ブルグプラッツにあるメインステージでは、ノルトライン=フェイストファーレン州首相であるハンネローレ・クラフト氏とデュッセルドルフ市長トーマス・ガイゼル氏がパレードを出迎えてくれました。
デュッセルドルフには日本のコミュニティーが50年以上前からあり、道中多くの親日家の方々が私たちに手を振り、親しみを込めて声をかけて歓迎してくれたのが大変嬉しかったです。ちょうどこの週はドイツでは珍しい30度以上を超える夏日で暑かったのですが、水分補給をしながらパレードを十分に楽しんで参りました。
ヨーロッパでは最近テロ事件も多くなり不安な状況下、改めて日本人として日本文化を通して世界が平和になるよう呼びかけて行きたいと思う経験となりました。