• 2016.10.11
  • アイフェルの真珠—モンシャウ
ベルギーとドイツの国境近くに位置する、アーヘンから南へ約30km、秘境の観光地「モンシャウ」。
モンシャオは人口約12000人の小さな街で13世紀ごろから作られ、一時はベルギーの領土だったとか。戦火を逃れた300年以上の多くの古い家屋は外観を損なわれないように修復されるため、息を呑むような美しさは「アイフェルの真珠」とも呼ばれ、観光客が止むことはありません。

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まず、大きい駐車場の前にはモンシャウで有名なガラス細工のお土産屋さんがあり、一点一点手作りのガラス細工がリーズナブルなお値段で購入できます。広い店内には大まかに色別に並べてあり、花器、お皿、コップ、置物など欲しい物に目移りしてしまいます。
バイクでのツーリングやサイクリングにも人気スポットで、素敵なカフェレストランはツーリング客で賑わいます。

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蒸気機関車のような市街鉄道で街の中をゆうゆうと一周できます。かなり細い脇道にぎっしりとお店が並び、週末は多くの人々が観光を楽しんでいます。

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こんなに狭い路地にもカフェがあります、密接した空間がなんとも言えない風景です。

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そして、街の真ん中には教会とバロック式赤い家(Rotes Haus)。
18世紀にシャイブラー(Scheibler)氏が織物業で全盛期を迎え、現在は18世紀〜19世紀初期の暮らしぶりが分かる博物館となっています。

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ルーア川沿いにひしめき合う古い木組みの家々には、100年以上続くマスタード店やアンティークショップなどがあり、一日中散策できるお薦めスポットです。


特派員

  • 理夢
  • 職業いけばな活動家

ドイツ在住5年目。海外で「和の心」を忘れず、「いけばな」と「着物」を中心に日本文化活動を行う。日本の美を広めるべく、また次世代にも継承していけるよう精進して参ります。

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