― 友人の家を訪れた時、入ったドアから出ないと、その家に戻らない。― 新しい家に入る時、右足で第一歩を踏む。そうすることで幸運を呼ぶ。こうして上記の迷信を読んでいると、日常生活で、ちょっとした行動や判断で、不運から逃れることができるようなので、迷信を信じる人が多いのではないでしょうか?もうすぐ新年を迎えるこの時期に、ブラジル人が信じるのはsimpatia(シンパチア=験担ぎ)です。シンパチアは何かを得るため、または避けるために、自分で何かをすることです。良い年を迎えるためにブラジル人が行うシンパチアを紹介します。― 元旦に波を7回飛ぶと良い一年を迎えることができる。― 元旦を白い服で迎えると、一年間平和に過ごせる。
― 元旦にザクロの実を7つ食べ、7つの種を一年間財布の中にしまっておくとお金を呼ぶ。― クルミ、栗などのナッツ類を食べると一年間食べ物に困らない。
― 元旦には新しい下着を着る。お金を貯めたいなら、黄色の下着。恋をしたいなら、桃色の下着を着る。平和でいたいなら、白色。健康でいたいならブルー。(このため、下着屋さんにはカラフルな下着がならびます。人気なのは黄色です)― 大晦日の夜、lentilha(レンチリャ)と言う豆を焚き、スプーン一杯食べるだけで、新年幸福でいられる。大晦日の夜は家族や友達とで夕食をし、カウントダウンを待つのがブラジル人の過ごし方です。こちらでは12月は夏であるため、ビーチで新年を迎える人も多いです。その多くは白い服を着てます。新年を平和に、健康に、幸せにと願いを込めてシンパチアを実行していることでしょう。来年も良い年でありますように。Feliz Ano Novo!! (Happy New Year!!)